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昼顔~夜顔。不惑の淫乱人妻
第20章 追憶(8)
浴室の曇りガラスに二人の影が映る。

彼の手が前に廻ってきて乳首を摘まむ。万歳をしているので、私の小ぶりな乳房はまな板の様にまっ平になっているが、薄茶色の乳首が乳房の存在を示している。

もうそろそろラストシーンを迎えようとしているのに、媚肉も肛門も次々と指が押し入って薄い粘膜をへだてて前と後ろとでこすり合わされる。肉芽を乱暴に刺激される。

「あっん、あっん、あ~、いい」

「ここ、柔らかい。奥さん、また濡れてますよ。」

「あっん…もうダメ。もう終わりですよ」

体の力が抜け、平島さんの身体に抱きつく。最後に私は肉棒を激しくしごきつつ、口に含んだ肉棒を自分から吸いこみ、舌を使った。丁寧にゆっくりと舐めてあげたかった。だって、もうこの時間が終わってしまう。でも十分に楽しんだわ。

玄関で彼の背中を見送る。濡れた髪は半分も乾いていない。それがかえって、一時の情事を思い出させてくれる。

「それでは」と言った彼の背中が玄関ドアで見えなくなると、私はまだ濡れた髪の毛を乾かすため、そして彼が私の体に残した痕跡を消すために再び浴室へと向かった。

*******
「奥さん、今日もキレイです」

薄明かりの部屋の中。頭を持たれ、振り向かされつつ肩ごしにキスを交わす。舌と舌が絡み合う熱い唾液交換。

「あっん」という軽い吐息が漏れる。スカートの中へ、そしてその奥へと右手が侵入してくる。左手は私の乳房へと伸び、ワンピースの上から乳房を揉まれる。

「ちょっと待って。ねえ、コーヒーを煎れてくれませんか?コーヒー飲みながら話しませんか?」

あえて、焦らしてるのかも。それとも、何度も身体を重ねる度に、セックス前の大事にしたい時間を艶やかにしてくれない…昔はそうしてくれた…平島さんのなんだか最近のこなれた態度に少しイラっとしたのかも。自分でも良く分からなかった。

(あなたの目的はもう私の身体だけなの。それに、いつまでも奥さん呼ばわりなの…美香って名前で呼んでってあれだけ言ったのにな)

そう言いたい気持ちは何とかぐっと抑える。

「ねえねえ、今日の服、どう?おしゃれしてきたんですよ。服のこと何も言ってくれないんですか?今日は何か違うね、とか、キレイやで、とか」

(女心を雑に扱うとこの関係は長続きしませんよ。だから、私が納得するまで今日はセックスはお預けにします)

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