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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第25章 ガラス越しの裏切り
雄一は、カメラを構えたまま動くことができなかった。 目覚めた妻の瞳に宿る絶望、そしてその横に転がる鬼頭の痕跡。鬼頭が放った「今さらお前のモノで満足できるか」という呪いのような言葉が、雄一の胸を、そして澪の肉体を、永遠に縛り付けていく。

時計の針は深夜3時を回っていた。 会食開始から6時間。言葉による蹂躙、恥辱のヌード撮影、そして二度の交合を経て、澪の肉体は完全に鬼頭の痕跡で塗り潰されていた。しかし、疲弊し、涙に濡れた彼女の凄絶な美しさは、鬼頭の膨張し続ける欲望をさらに焚きつける結果となっていた。
「……さて。澪、だいぶ汗と蜜でドロドロじゃねぇか。これじゃお互い気持ちよくねぇ。外の露天風呂に仲良く入って、綺麗に流そうじゃねぇか」
鬼頭は、絶望に打ちひしがれて震える澪の細い手首を掴み上げた。その言葉は一見、労わりのようでもあったが、その実、ガラス一枚隔てただけの至近距離で「男と女の関係」を完成させ、すでに彼女が完全に自分の掌中にあることを雄一に突きつける、残酷な儀式の始まりであった。
「雄一、お前はここで待ってろ。ただし、カメラは一瞬たりとも止めるな。……ガラス越しに、俺たちがどう睦まじく湯に浸かるか、その目に焼き付けて撮り続けろ。いいな」
鬼頭は冷酷な命令を言い渡すと、澪を促してテラスへと踏み出した。
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