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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第28章 晒された交わりの証
「……待たせたな。ようやく一区切りついた。ちょっと休憩がてら、食事を摂ることにしよう」
鬼頭は、雄一がその耳で一部始終を聞いていたことなど、当然の前提であるかのように平然と言い放った。その口調には、自身の欲望を十分に満たした男特有の余裕と、どこか残酷な愉悦が混じっている。
「隣の俺の部屋に用意をさせてある。雄一も一緒に来い」
鬼頭はそう告げると、躊躇いもなく踵を返し、今しがたまで情事が行われていた隣室へと戻っていった。
さっきまで自分の妻が凌辱され、淫らな喘ぎを上げ続けていたその現場へ、夫である自分を招き入れるというのか。鬼頭の背中を追う雄一の足は、震えが止まらなかった。上気した頬で満足げに笑う鬼頭の姿と、廊下にまで漂ってくる濃厚な情事の気配。雄一は眩暈(めまい)に似た激しい吐き気と、逃げ場のない劣等感に襲われながら、地獄の続きが待つ隣室の扉へと歩みを進めた。
鬼頭は、雄一がその耳で一部始終を聞いていたことなど、当然の前提であるかのように平然と言い放った。その口調には、自身の欲望を十分に満たした男特有の余裕と、どこか残酷な愉悦が混じっている。
「隣の俺の部屋に用意をさせてある。雄一も一緒に来い」
鬼頭はそう告げると、躊躇いもなく踵を返し、今しがたまで情事が行われていた隣室へと戻っていった。
さっきまで自分の妻が凌辱され、淫らな喘ぎを上げ続けていたその現場へ、夫である自分を招き入れるというのか。鬼頭の背中を追う雄一の足は、震えが止まらなかった。上気した頬で満足げに笑う鬼頭の姿と、廊下にまで漂ってくる濃厚な情事の気配。雄一は眩暈(めまい)に似た激しい吐き気と、逃げ場のない劣等感に襲われながら、地獄の続きが待つ隣室の扉へと歩みを進めた。

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