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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第28章 晒された交わりの証
鬼頭は、沈黙に支配されてしまった室内で、勝利者の余裕を湛えながら二人を見渡した。隣に座る澪は、長時間に及ぶ蹂躙を経て、もはや涙を流す気力さえ残っていないようだった。浴衣から覗く項や手首には、男の暴力的な愛撫が残した赤みが斑に浮かび、その「素」の横顔が、先ほどまで彼女が浸かっていた快楽の泥濘を静かに物語っている。
鬼頭は、襖の向こうに晒された凄惨な寝所の光景を指差しながら、雄一をじろりと見据えた。
「どうだ、雄一。昨夜、お前が隣の部屋に追い出された後……この場所で、私と君の妻がどんな『対話』を重ねていたか。その詳細を詳しく知りたくはないか?」
その言葉に、澪が僅かに肩を震わせ、生気のない瞳を雄一へと向けた。
「……っ、やめてください、鬼頭さん。言わないで……」
澪は、震える指先を雄一の裾に伸ばそうとしたが、夫の厳しい視線に触れ、その手は空中で力なく止まる。
「雄一さん、聞かないで……。お願いだから、何も聞かずにいて……っ」
雄一は、妻の切実な訴えを耳にしながらも、動くことができなかった。契約書という名の鎖に縛られ、この料亭から逃げ出すこともできない。何より、娘の安全がこの男の掌中にある以上、逆らう術は皆無だった。
「ふざけるな……っ!」
雄一は膝を握りしめ、低く、押し殺した声で抗議した。
「そんな話を聞かせるために、僕をここに呼んだのか。彼女をこれ以上辱めるのはやめてくれ。契約さえ守れば、それでいいはずだ!」
「契約は守っているさ。だが、君も気になるだろう? 壁一枚隔てた先で、自分の妻がどんな顔をして、どんな声で私の名を呼んでいたのか」
鬼頭は雄一の抗議を鼻で笑い、澪の細い肩を抱き寄せると、獲物を仕留めた獣のような目で話し始めた。
鬼頭は、襖の向こうに晒された凄惨な寝所の光景を指差しながら、雄一をじろりと見据えた。
「どうだ、雄一。昨夜、お前が隣の部屋に追い出された後……この場所で、私と君の妻がどんな『対話』を重ねていたか。その詳細を詳しく知りたくはないか?」
その言葉に、澪が僅かに肩を震わせ、生気のない瞳を雄一へと向けた。
「……っ、やめてください、鬼頭さん。言わないで……」
澪は、震える指先を雄一の裾に伸ばそうとしたが、夫の厳しい視線に触れ、その手は空中で力なく止まる。
「雄一さん、聞かないで……。お願いだから、何も聞かずにいて……っ」
雄一は、妻の切実な訴えを耳にしながらも、動くことができなかった。契約書という名の鎖に縛られ、この料亭から逃げ出すこともできない。何より、娘の安全がこの男の掌中にある以上、逆らう術は皆無だった。
「ふざけるな……っ!」
雄一は膝を握りしめ、低く、押し殺した声で抗議した。
「そんな話を聞かせるために、僕をここに呼んだのか。彼女をこれ以上辱めるのはやめてくれ。契約さえ守れば、それでいいはずだ!」
「契約は守っているさ。だが、君も気になるだろう? 壁一枚隔てた先で、自分の妻がどんな顔をして、どんな声で私の名を呼んでいたのか」
鬼頭は雄一の抗議を鼻で笑い、澪の細い肩を抱き寄せると、獲物を仕留めた獣のような目で話し始めた。

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