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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第29章 白昼の裏切り生絶頂
「さあ、昨夜の教えを思い出してみろ。俺をどれだけ愉しませられるか、その口で証明してみせろ」
鬼頭の余裕に満ちた声に、澪は逆らう術を持たなかった。彼女はただ一度、こくりと小さく頷くと、震える指先で鬼頭の昂ぶりに触れ、それを自らの唇へと導いた。
雄一は竹垣の隙間から、その一部始終を凝視していた。 愛する妻が、自分以外の男の前に跪き、教え込まれた通りの淫らな仕草で奉仕を始めている。熱心に頭を動かし、時折苦しげに睫毛を震わせながらも、昨夜の「教育」をなぞるようにして男に尽くす姿。そのあまりに献身的で冒涜的な光景は、雄一の理性を粉々に砕き、心臓を狂ったように跳ねさせた。
しばらくの間、静かな庭には、水音と、澪の喉が鳴る湿った音だけが響き渡っていた。鬼頭は澪の頬を優しく撫でながら、自らの欲望を彼女の口腔の奥深くへと委ねる。澪は涙目になりながらも、決して拒むことなく、そのすべてを受け入れ、翻弄されていた。
やがて、鬼頭の呼吸が激しく荒くなり、全身の筋肉が快感の頂点に向けて強張る。その時、鬼頭は「くっ……!」と短く呻くと、澪の口から自身のペニスを慌てて引き抜いた。口の中で果てる寸前、本能的にそれを拒んだかのような、唐突で乱暴な離脱だった。
「っ……、はぁ、……待て、危なかった……。やはり、口で終わるのはだめだ」
突如として解放された澪は、激しく咳き込みながら、糸を引く唇を呆然と開けて鬼頭を見上げた。彼女の瞳には、明らかな動揺と焦りが浮かんでいる。何としてでも、ここで鬼頭を逝かせてしまわなければならない。ここを凌いで部屋に戻りさえすれば、ゴムがあるのだ。生挿入という最悪の破滅を防ぐため、彼女は縋り付くような眼差しで鬼頭の股間に手を伸ばした。
「……鬼頭さん、どうして……。お願い、このまま……っ。このまま、私の口で最後まで逝ってください……。もっと、もっと気持ちよくしますから……っ」
なりふり構わぬ澪の懇願。しかし、鬼頭は荒い息を吐きながら、不敵な笑みを浮かべて彼女を見下ろした。彼は、口の中で果てることなど最初から望んでいなかったのだ。彼は、澪の最も奥深くを再び生身で貫きたいという欲望に駆られていた。
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