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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第30章 目隠しの淫らな実況
初夏の熱を孕んだ静寂が支配するなか、鬼頭が再び腰を動かそうと力を込めた、その時だった。
「――っ!?」
不自然な破壊音と共に、雄一がしがみついていた竹垣の支柱が、彼の体重と昂ぶりに耐えかねて無残に崩れ落ちた。視界を遮っていた竹の壁が唐突に消え去り、目の前の「楽園」に、憔悴した雄一の姿が完全に露わになった。
「きゃあああああああああかっ!!」
自分のすぐ背後に、いるはずのない夫の姿を認めた澪が、喉が裂けんばかりの悲鳴を上げた。絶頂の直後、弛緩していた全身の毛穴が恐怖で逆立ち、彼女は鬼頭に繋がれたまま、必死にその肢体を隠そうともがき、湯のなかに身を沈めようとする。しかし、鬼頭は動じない。むしろ、獲物を見せびらかすかのような余裕の笑みを浮かべ、土足で踏み込んできた敗北者を見下ろした。
「おやおや、雄一。そんなところで、一体何をしていたんだ? 趣味の悪い覗きか。それとも、愛する妻が他の男の熱に溺れる様を、最前列で観賞したかったのかね」
鬼頭の冷ややかな嘲笑が飛ぶが、雄一の耳には届かない。彼の瞳に映っているのは、陽光の下で赤く染まり、別の男を「生」で受け入れたまま、無残に晒されている妻・澪の姿だけだった。
「――っ!?」
不自然な破壊音と共に、雄一がしがみついていた竹垣の支柱が、彼の体重と昂ぶりに耐えかねて無残に崩れ落ちた。視界を遮っていた竹の壁が唐突に消え去り、目の前の「楽園」に、憔悴した雄一の姿が完全に露わになった。
「きゃあああああああああかっ!!」
自分のすぐ背後に、いるはずのない夫の姿を認めた澪が、喉が裂けんばかりの悲鳴を上げた。絶頂の直後、弛緩していた全身の毛穴が恐怖で逆立ち、彼女は鬼頭に繋がれたまま、必死にその肢体を隠そうともがき、湯のなかに身を沈めようとする。しかし、鬼頭は動じない。むしろ、獲物を見せびらかすかのような余裕の笑みを浮かべ、土足で踏み込んできた敗北者を見下ろした。
「おやおや、雄一。そんなところで、一体何をしていたんだ? 趣味の悪い覗きか。それとも、愛する妻が他の男の熱に溺れる様を、最前列で観賞したかったのかね」
鬼頭の冷ややかな嘲笑が飛ぶが、雄一の耳には届かない。彼の瞳に映っているのは、陽光の下で赤く染まり、別の男を「生」で受け入れたまま、無残に晒されている妻・澪の姿だけだった。

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