この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第34章 商談の色香
割烹の玄関前、夜風に吹かれながら、澪は安堵の息を漏らしました。
「……終わったのですね。鬼頭さん、おめでとうございます。私、ボタンをあんなに……でも、お役に立てて良かったです」
澪は少し恥ずかしそうに視線を落とすと、指先を震わせながらブラウスのボタンを一つ、また一つと丁寧に留め直しました。その慎ましやかな仕草を、鬼頭は静かに、しかし熱のこもった眼差しで見守っていました。
「鴫原くん、本当に今日は君のおかげだ。最悪の事態を免れることができた。心から感謝しているよ」
鬼頭の瞳には、先ほどまでの仕事師の鋭さはなく、いつもの紳士的な、しかしどこか深い情愛を湛えた光が宿っていました。
「まだ時間は早い。……少しだけ、二人でお疲れ様会をしないか? 一杯だけでいい。君の頑張りを、ゆっくりと労いたいんだ」
家では雄一と紬が待っているはず。しかし、自分の知性と、そして「女」としての魅力で大きな仕事を成し遂げたという高揚感が、澪の胸を熱くさせていました。鬼頭という男の力になれたという実感が、彼女の足を止めてしまいます。
「……はい。少しだけなら」
鬼頭に導かれるまま、澪は再び夜の街へと続く車に乗り込んでいきました。
/394ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ