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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第35章 遠い密室で堕ちる
「……ふう、やはり最高だ。神楽坂が本契約を餌に、何としても手に入れたいと渇望したこの感触……今夜は俺が、骨の髄まで堪能させてもらう」
鬼頭はさらに深く、澪の柔らかな肉へと顔を埋めた。片方の乳首を貪欲に吸い込みながら、空いた手はもう片方の乳輪を指先でじっくりと、執拗になぞり回す。
「あ、……っ、んぅ……! だめ、そんな……っ。体だけ勝手に熱くなって……雄一さんに申し訳ないのに……っ」
澪の口から、抑えきれない喘ぎが漏れる。ソファに拘束された手首が、逃げ場を求めて虚しく震えた。雄一への愛を証明するために抵抗しようとする意志が、皮肉にもその「拒絶の緊張」によって体の感度を極限まで高めてしまっていた。
「やだ、……鬼頭さん……そんな、……音を立てないで……っ」
鬼頭は答える代わりに、吸い付く力をさらに強めた。チュパッ、ジュウ、と、粘膜が触れ合い、吸い上げられる生々しい水音が静寂な室内に響き渡る。その音は、澪が守りたかった「妻としての誇り」を無残に汚していく。
「神楽坂は、君がこんな声を出す女だとはまだ知らない。……だが来週、あんな下卑た男に、俺がこれほどまでに惚れ抜いた君の『聖域』を土足で荒らされるのかと思うと、胸が張り裂けそうだ。虫唾が走るほど悔しくて堪らない……。だから、奴に奪われ尽くす前に、俺の熱を、俺だけの刻印を、その奥深くまで叩き込んでやる」
鬼頭は顔を上げると、悔しさに歪んだ、しかし獣のような飢えた瞳で澪を見つめた。そのまま、一度は離れた唇を再び乳房へと押し当て、今度はさらに執拗に、暴力的なまでの愛撫を繰り返す。舌先で鋭く弾き、歯を立てて尖った先端を甘噛みし、溢れ出る唾液を絡め取るようにしてその感触を貪った。逃げようとする膨らみを両手で力任せに寄せては、交互に、休む間もなく吸い上げ、嬲り抜いた。
「……っ、雄一さんが……雄一さんが待ってるの……。こんなこと、もうやめて……っ! ああ、だめ……っ、そんなに、強く吸われたら……おかしくなっちゃう……ひっ……!」
澪が泣き叫ぶような声を上げる。しかし、鬼頭はその震えを楽しむかのように、瑞々しい乳首を口内に含み、口腔全体の熱で包み込みながら、ジュクジュクと音を立てて吸い込み続けた。
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