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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第35章 遠い密室で堕ちる
「雄一のため、そして愛する娘との平穏な生活のためだ。君が今、俺の下でこうして汚されることは、愛する家庭を守り抜くために避けては通れない、重い代償なんだよ。……その重みを、しっかりとこの体に刻み込め」
鬼頭の指が、スカートのジッパーへと伸びる。金属の擦れる音が、澪にとっての終わりの合図のように聞こえた。夫のいないこの密室で、彼女は「救世主」としての役割を押し付けられながら、一人の女として解体されていく。
「くそっ、……神楽坂に差し出さなければならないなんて、本当は殺してやりたいくらいだ」
吐き捨てるような鬼頭の言葉とともに、タイトなスカートが足首まで滑り落ちた。露わになったのは、黒いストッキングに包まれた、男好きする肉付きを持つしなやかな美脚だ。澪はたまらず膝を合わせ、身を縮めたが、鬼頭の大きな手がその膝を力任せに割り、ソファの背に彼女を押し付けた。
「や、……やだっ! 鬼頭さん、そこは……っ!」
「そこは、なんだ? 神楽坂の奴に真っ先に差し出さねばならない場所か?」
鬼頭の指が、黒いパンスト越しに、澪が最も隠したかった秘所に触れた。ストッキングのナイロン地を介した、ザラリとした、それでいて逃げ場のない執拗な圧迫。夫との穏やかな愛撫とは対照的な、この支配的な指の動きに抗う術を、澪の体はすでに鬼頭によって教え込まれてしまっている。
「……っ、あぁ……っ! 違う、そんな……雄一さん、助けて……っ」
「助けは来ない。今、君を弄び、そのすべてを掌握しているのは俺だ」
鬼頭は、パンストの股布(クロッチ)部分を指先で執拗になぞり、円を描くように押し潰した。薄い布地を通して、澪の溢れ出した熱い蜜が鬼頭の指に伝わっていく。
「ひっ、あ……っ、んんぅ……っ! だめ……布越しなのに、そんな……っ!」
脳を突き刺すような鋭い快楽が走り、澪の指先がソファのシーツを真っ白になるまで握りしめる。心の中では、必死に雄一と紬の姿を呼び戻そうとしていた。しかし、ナイロンの摩擦が直接花芯に与える容赦のない刺激が、夫への忠誠心を白濁とした快楽の渦へと引きずり込んでいく。
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