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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第35章 遠い密室で堕ちる
「あ、……あぁ……っ、そんな……っ」
澪は絶望に顔を伏せ、シーツを固く握りしめた。自らの口で「ゴムを付けて」と言わせることで、鬼頭は澪に「合意」という逃れられない十字架を背負わせたのだ。その残酷な事実が、彼女の精神をじわじわと摩耗させていく。
鬼頭は満足げに鼻を鳴らすと、傍らのサイドテーブルから薄い小袋を取り出した。カサリ、という乾いた音が、静まり返った寝室に無慈悲に響く。彼は手際よくそれを自身の剛直に被せると、再び澪の肢体の上に覆いかぶさった。
「さて……。君が選んだ通り、約束は守ってやる。だが、一つだけ言っておくぞ」
鬼頭は澪の顎を強引に掴み、逃げ場のない瞳で彼女を射抜いた。
「来週末、神楽坂が君を求めてきても……いいか、神楽坂の奴には絶対に最後の一線を越えさせるな。分かったな」
「……っ!? あ……」
その独占欲に満ちた宣告に、澪は息を呑んだ。仕事の上では自分を優秀な秘書として信頼しながらも、女としてはこうして力でねじ伏せ、自分だけのものとして囲い込もうとする鬼頭。彼は驚愕する澪の反応を愉しむように薄く笑うと、脚を大きく割り開いた。
鬼頭の手が、澪の腰に指をかける。彼は下着を脱がそうとはせず、ただクロッチ部分を横に大きくずらした。
「あ、……あぁっ、……っ!」
本来なら脱がされるはずの布地が肌に食い込み、剥き出しになった秘所に先端が擦れ合う。下着を穿いたまま犯されるという、あまりにも無作法で暴力的な行為。それが澪には、人として守るべき節操を完全に破壊されるような、なにか決して許されない「いけないこと」に思えてならなかった。
その羞恥が夫への凄まじい罪悪感を呼び起こし、それと反比例するように、澪の身を焼くような背徳感が爆発的に膨れ上がっていく。
「目を開けろ、澪。君が選んだ男が、今から君を蹂躙する様を、その目に焼き付けておけ」
「いや、……見たく、ない……っ。雄一さん、……ごめんなさい……っ!」
夫への懺悔を口にする彼女の言葉を、鬼頭は重厚な一突きで遮った。
「くっ、……あ、あぁぁぁーーっ!! きつい、……っ! そんなに大きく太いの、ムリ……入らない……っ! あ、……ぁっ、……裂けちゃう、……苦しい、……っ! あ、……ん、……ぁぁぁーーっ!!」
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