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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第38章 シースルーの検品
澪は重い扉を開け、静かに鬼頭の待つリビングへと戻った。
「……着替えてまいりました」
凛としたスーツに黒いパンスト。隙のない姿のまま、鬼頭の前に立つ。
パウダールームから戻った澪は、感情を押し殺し、一人の有能な秘書としての仮面を深く被り直していた。しかし、その内側にある現実は、かつてないほどに背徳的だ。歩くたびに、薄桃色の乳首と艶やかなアンダーヘアを透かした白いレースが、柔らかな肌を直接擦り、自分が今、どれほど破廉恥な状態にあるかを否応なしに突きつけてくる。
鬼頭はソファからゆっくりと立ち上がると、澪の肢体を値踏みするように見つめ、静かに告げた。
「では、その内側に隠したものを見せてもらおうか。私がこの手で、一枚ずつそのスーツを剥ぎ取ってやってもいいんだが……どうする?」
「……っ」
その言葉に、澪は反射的に肩を震わせ、一歩後ずさった。鬼頭の大きな手が自分の服に触れ、無遠慮に暴かれる瞬間を想像するだけで、心臓が潰れそうなほどの屈辱が襲いかかる。
「いいえ……。自分で、脱ぎます。ですから、触れないで……」
「そうか。自分で脱ぐほうがまだマシ、というわけだな。いいだろう、澪。ならばそうしてもらおう」
鬼頭は満足げに目を細めると、仕切りのない隣の部屋――あの巨大なキングサイズのベッドが鎮座する寝室へと歩を進めた。彼はベッドの縁に腰を下ろし、特等席を陣取ると、顎で澪に促した。
「さあ、そこで君の今の姿を曝け出せ。隠さずに、すべてだ」
澪は、抗う術を持たない自らの運命を呪いながら、重い足取りで鬼頭の正面へと進んだ。鬼頭の視線が、まるで服を透過しているかのように全身をなぞる。
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