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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第5章 白光の処刑台
澪は、震える指を自らのスーツのボタンへとかけた。夫の悲痛な視線と、鬼頭の卑猥なレンズが同時に自分に向けられる中、彼女の誇りが一枚ずつ、音を立てて剥がされていく。暴力的な白光が、逃げ場のない肌を無慈悲に照らし出し、ついに、最悪の「処刑」が幕を開けた。
「まずはジャケットを脱げ。雄一、お前の妻が聖女の仮面を一枚ずつ剥いでいく様を、瞬きせずに見ておけ」
カシャ、カシャと、静寂を切り裂くシャッター音。澪が震える手でジャケットを脱ぎ捨てると、鬼頭の嘲笑が飛んだ。
「いいぞ、次はブラウスだ。ボタンを外すたびに、お前の自尊心が泥に塗れていく。ほら、さっさとその指を動かせ。愛娘に見せても恥ずかしくないような、立派な脱ぎっぷりを見せてみろ」
澪は雄一と視線を交わし、溢れそうな涙を堪えてブラウスのボタンを一つずつ外していく。白い生地が床に落ち、上半身が薄いレースのブラジャー一枚になった。
「ほう……。おい雄一、見たか。こいつは絶景だ。ガキを産んで育てた体だっていうのに、この肌の白さとキメの細かさはどうだ」
鬼頭はカメラを構えたまま、舐めるように澪のデコルテから腹部へと視線を這わせ、下卑た笑みを深めた。
「これほど白く、透き通るような極上の柔肌……。さっきの『面接』で聞いた汚らわしい男たちに何度も弄ばれ、その指に汚されてきたはずなのに、どうしてこんなに気高く、清楚な輝きを失わずにいやがる。取引先の男に客室で無遠慮に揉みしだかれ、後輩のガキにはホテルでその熱い顔を擦りつけられ……。数々の男の欲望に晒されてきたくせに、何食わぬ顔で『聖母』のふりをして、この汚れなき雪のような美しさを保っていやがったんだな。そのギャップがたまらなく淫らだぜ。今、俺のレンズの前で羞恥に震え、じわじわと桜色に染まっていくこの『穢れを知らぬフリをした肉体』を隅々まで記録できるなんて、最高にそそるぜ!」
カシャカシャと、無機質なシャッター音が澪の白い肌を切り刻むように響く。
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