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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第95章 女体の摂理がもたらす刹那の静けさ
鬼頭は澪の唇をじっと見つめた後、さらに追い打ちをかけるように、冷酷な宣告を付け加えた。
「中出しについても同様だ。さっき言った通り、まずは紹介する医者のところでしっかりと避妊できる処置をしてもらうんだ。そうしたら、今週金曜より前に、一番先に、俺が澪と生出しのセックスをする。他の男に君のナカを蹂躙させる前に、君の主が誰であるかを、その身体に最初に刻み込ませてもらうよ」
鬼頭のそのあまりにも身勝手で、しかし抗いようのない絶対的な支配宣言が、応接室の重苦しい空気の中に冷徹に響き渡った。二人の前に広がっていたのは、今週末の地獄を前にして、さらに鬼頭という絶対的な主人によって心身を徹底的に蹂躙されるという、逃げ場のない底なしの泥沼だった。
応接室の中は、まるで世界の時間が止まってしまったかのような、息詰まる静寂に支配されていた。窓から差し込む午後の光さえもが、この部屋の禍々しい空気に色を失っている。雄一の荒い呼吸の音と、澪が恐怖のあまり小さく刻む歯の根の鳴る音だけが、耳障りなほど鮮明に響いていた。
鬼頭は、澪の顎を掴んだ長い指先に、じわりと力を込めた。細く、しかし鉄のような力強さを持つその指が、澪の白い肌に食い込んでいく。逃れられないように完全に固定された澪の潤んだ瞳が、至近距離で鬼頭の冷酷な双眸と真っ向からぶつかり合った。
鬼頭の端正な顔が、極めて緩慢な動きで近づいてくる。その目的が何であるかは、もはや疑いようもなかった。さっそくこの場で、自分の目の前で、最愛の妻の唇を奪おうとしているのだ。
「……っ、鬼頭、さん……」
澪の喉から、かすれた悲鳴のような音が漏れた。本能的な拒絶の恐怖が全身を駆け巡り、顔を背けようと僅かに身を捩る。
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