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大人の時間
第5章 隣の芝生
ユウスケは動揺した。

ユウスケ
「いやいや!風俗なんて、私行った事無いですよ!」
「私、実は妻としか経験か無いんです…」

仁美は驚いた。
こんなイケメンラガーマンが1人しか女性経験がないなんで。
そんな事はないと思い色々と聞いてみたが本当のようだ。

ユウスケはラグビー一筋で生きてきた。
ラグビーをするために息をしているような男だった。
高校、大学と何百人もの女性から告白されるも、
毎々断ってきた。

そのせいで一時はゲイ疑惑が噂されるほどだったという。

ユウスケの初体験は社会人ラガーマンになってからの事だ。
強豪チームのため、会社勤務はないが、
新入社員はラガーマン含め、誰であろうと社内で数カ月研修を行う仕来りがある。

カヨはその当時の研修リーダー、いわゆるユウスケの上司だ。
右も左も分からないユウスケを誘惑し、
研修と称した飲み会で酔ったユウスケを寝取った。

ただ当時のカヨはスリムで美人だったという。
美容やファッションにも気を使っていて、社内でも推しのいる人気の女性社員だった。

入社して1年足らずで見事に子供を授かり寿退社。
よくあるカワイイ新人男性が年上女性社員に食われるケースだ。

仁美は改めてユウスケのピュアさに興奮した。
仁美がカヨの立場だったら同じく食べていただろう…

ユウスケ
「そういうこともあって風俗とか苦手で…」

仁美
「でも1人でくする時は普通なんですよね?」

ユウスケが恥ずかしがりながら頷く。

仁美
「ちなみに1人でする時は何か観たりしてるんですか?」
「その、えっとエッチなビデオとか…?」

ボソボソ…

ユウスケらしくない小声だ。

仁美
「え?」

ユウスケ
「サン…」

「トミ…サン」

「ヒト…ミ…サン…!」

「仁美さんです!」

「本当にごめんなさい!怒らないでください!仁美さんの事を考えながらシテました!!本当にごめんなさい!嫌いにならないでください!隆史さんには言わないでください!」

土下座をしながら、お経のように仁美に謝罪を繰り返す。
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