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大人の時間
第7章 時限爆弾
仁美
「あっ…そうなんだ…」
ひと呼吸し
「隆史さんったら、おっちょこちょいねー」
と笑って返した
隆史は「週末に戻るから」、と伝えて早々と電話を切った。
仁美
(今のは…なに…?)
(会社の人に送るようなメッセージじゃない…)
(もしかして…)
仁美は半信半疑になった。
過去に、出張帰りの隆史のスーツから風俗の名刺が出てきたことも何度かあった。
接待で遅くなったといった日も、女性の香水の匂いがする時もあった。
信じていた。
疑うことなどせず、ただただ盲信的に隆史を信じていた。
だが今、心の中に疑いが生まれた。
仁美
(…そうだ…)
隆史が社内の飲み会で泥酔して戻れなかった時、
一度だけ隆史の後輩から電話をもらった事がある。
こんなこと、訪ねても良いのだろうか…
あとから隆史さんから怒られないだろうか…
けど、このモヤモヤが残るのがいや…
そう思った仁美は、隆史の後輩のケンジに電話をかけた。
プルルルルル…プルルルルル…
ケンジ
「もしもしー。ケンジです」
仁美
「ケンジさん、お久しぶり」
ケンジ
「おー仁美さん、ご無沙汰してまーす!」
「ビックリしましたよ、突然お電話頂いてー」
仁美
「あ…ごめんなさい…」
ケンジ
「あ!いやいやいやいや!別に変な意味じゃなくて…」
「仁美さんみたいな美人な方からのお電話ならいつでも大歓迎です♪」
ケンジはかなり陽気な男だが、これはいつも通り。
仁美クスッと笑ってしまった。
ケンジ
「隆史さんなら今出張中ですよね?」
「電話繋がらないんですか?」
仁美
「あ、いえそうじゃないんだけどね…」
ケンジ
「まあ心配になりますよねー。イケメン旦那さんが一人で出張っすから」
「私なら、美人な仁美さんを一人にする方が心配ですけどね(笑)」
仁美
「…」
ケンジ
「あ…ちょっと言い過ぎちゃいましたかね…すんません!忘れてください!」
仁美
「あははは。大丈夫よケンジ君」
「隆史が心配するから、私がケンジ君に電話したことは秘密にしてくれる?」
ケンジ
「もちろんっすよー。私がセクハラ発言したのも秘密にしてくださいねー(笑)」
仁美
「はいはい(笑)今度うちに遊びに来てね。ご馳走するから」
そう言って電話を切った。
仁美
(…あはは…)
仁美は尻もちをつくようにソファに座り込んだ。
「あっ…そうなんだ…」
ひと呼吸し
「隆史さんったら、おっちょこちょいねー」
と笑って返した
隆史は「週末に戻るから」、と伝えて早々と電話を切った。
仁美
(今のは…なに…?)
(会社の人に送るようなメッセージじゃない…)
(もしかして…)
仁美は半信半疑になった。
過去に、出張帰りの隆史のスーツから風俗の名刺が出てきたことも何度かあった。
接待で遅くなったといった日も、女性の香水の匂いがする時もあった。
信じていた。
疑うことなどせず、ただただ盲信的に隆史を信じていた。
だが今、心の中に疑いが生まれた。
仁美
(…そうだ…)
隆史が社内の飲み会で泥酔して戻れなかった時、
一度だけ隆史の後輩から電話をもらった事がある。
こんなこと、訪ねても良いのだろうか…
あとから隆史さんから怒られないだろうか…
けど、このモヤモヤが残るのがいや…
そう思った仁美は、隆史の後輩のケンジに電話をかけた。
プルルルルル…プルルルルル…
ケンジ
「もしもしー。ケンジです」
仁美
「ケンジさん、お久しぶり」
ケンジ
「おー仁美さん、ご無沙汰してまーす!」
「ビックリしましたよ、突然お電話頂いてー」
仁美
「あ…ごめんなさい…」
ケンジ
「あ!いやいやいやいや!別に変な意味じゃなくて…」
「仁美さんみたいな美人な方からのお電話ならいつでも大歓迎です♪」
ケンジはかなり陽気な男だが、これはいつも通り。
仁美クスッと笑ってしまった。
ケンジ
「隆史さんなら今出張中ですよね?」
「電話繋がらないんですか?」
仁美
「あ、いえそうじゃないんだけどね…」
ケンジ
「まあ心配になりますよねー。イケメン旦那さんが一人で出張っすから」
「私なら、美人な仁美さんを一人にする方が心配ですけどね(笑)」
仁美
「…」
ケンジ
「あ…ちょっと言い過ぎちゃいましたかね…すんません!忘れてください!」
仁美
「あははは。大丈夫よケンジ君」
「隆史が心配するから、私がケンジ君に電話したことは秘密にしてくれる?」
ケンジ
「もちろんっすよー。私がセクハラ発言したのも秘密にしてくださいねー(笑)」
仁美
「はいはい(笑)今度うちに遊びに来てね。ご馳走するから」
そう言って電話を切った。
仁美
(…あはは…)
仁美は尻もちをつくようにソファに座り込んだ。

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