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大人の時間
第11章 二日酔い
仁美
「歩いてたら汗ばんでじゃった」
「ちょっとお手洗いに行ってくる」
そう言いトイレへと向かう。
男達の目が仁美を追う中、男の群れをすり抜けていく。
その時、誰かの手が仁美の尻を鷲掴みにした。
仁美が手に気づき、男の方を向く。
人影が多く、手の主が分からない。l
さすがに怒るだろうと思っていた隆史だが、
仁美は男の方を向いてニコッと笑い去っていった。
隆史
(え?なんだ今の…)
(尻、触られてなかった…?)
(勘違いか…??)
目の錯覚かと疑う隆史。
仁美の元へ向かおうと考えたが、
事を荒立てないよう一旦深呼吸し、酒を飲み干した。
しばらくすると仁美が戻ってきた。
仁美
「おまたせ〜」
何事もなかったかのように振舞う仁美。
隆史
「お前、さっき尻触られてなかったか…?」
仁美
「あ〜、知り合いと間違えたんだって」
「ちゃんと謝ってたわよ」
隆史
「いや、謝って済む問題じゃないだろ…」
仁美
「お店も混んでるし、しょうがないわよ」
「それより、グラスが空よ」
「次のお酒、買ってくるね」
注文するために、仁美はバーカウンターへ向かった。
列に並んでいる仁美に、黒人が話し掛けてきた。
遠くて何を話しているか分からないが、
仁美は笑いながら談笑している。
隆史
「なんだあいつ…人の妻に声かけやがって…」
イライラとする隆史。
黒人は明らかに仁美の谷間を覗いている。
仁美も気付いているようだが気にしていない様子だ。
むしろ谷間が見えやすいよう、黒人の方を向いている。
また人混みでよく見えないが、黒人が仁美の腰に手を回しているようにも見える。
隆史
「ちょっといい加減に…」
我慢できず隆史が立ち上がったが、
タイミングよく仁美が隆史の方を向き手を振った。
黒人も隆史の方を向き、手を合わせて介錯した。
拍子抜けた隆史はまた席に座ったが、苛立ちが収まらない。
酒を持ってきた仁美に対し、隆史が少し強い口調で文句を言った。
隆史
「仁美、さっきのはなんだよ」
「知らない男にニコニコして…」
「それにさっき身体を触られてなかったか…?」
仁美
「あ〜さっきの黒人の人?」
「この前女子会で行ったバーの店長よ」
「外国人だからスキンシップがちょっと過剰なだけよ」
隆史
「いやそれでもさ…」
仁美
「そんなに心配すること?」
あざ笑う仁美
「歩いてたら汗ばんでじゃった」
「ちょっとお手洗いに行ってくる」
そう言いトイレへと向かう。
男達の目が仁美を追う中、男の群れをすり抜けていく。
その時、誰かの手が仁美の尻を鷲掴みにした。
仁美が手に気づき、男の方を向く。
人影が多く、手の主が分からない。l
さすがに怒るだろうと思っていた隆史だが、
仁美は男の方を向いてニコッと笑い去っていった。
隆史
(え?なんだ今の…)
(尻、触られてなかった…?)
(勘違いか…??)
目の錯覚かと疑う隆史。
仁美の元へ向かおうと考えたが、
事を荒立てないよう一旦深呼吸し、酒を飲み干した。
しばらくすると仁美が戻ってきた。
仁美
「おまたせ〜」
何事もなかったかのように振舞う仁美。
隆史
「お前、さっき尻触られてなかったか…?」
仁美
「あ〜、知り合いと間違えたんだって」
「ちゃんと謝ってたわよ」
隆史
「いや、謝って済む問題じゃないだろ…」
仁美
「お店も混んでるし、しょうがないわよ」
「それより、グラスが空よ」
「次のお酒、買ってくるね」
注文するために、仁美はバーカウンターへ向かった。
列に並んでいる仁美に、黒人が話し掛けてきた。
遠くて何を話しているか分からないが、
仁美は笑いながら談笑している。
隆史
「なんだあいつ…人の妻に声かけやがって…」
イライラとする隆史。
黒人は明らかに仁美の谷間を覗いている。
仁美も気付いているようだが気にしていない様子だ。
むしろ谷間が見えやすいよう、黒人の方を向いている。
また人混みでよく見えないが、黒人が仁美の腰に手を回しているようにも見える。
隆史
「ちょっといい加減に…」
我慢できず隆史が立ち上がったが、
タイミングよく仁美が隆史の方を向き手を振った。
黒人も隆史の方を向き、手を合わせて介錯した。
拍子抜けた隆史はまた席に座ったが、苛立ちが収まらない。
酒を持ってきた仁美に対し、隆史が少し強い口調で文句を言った。
隆史
「仁美、さっきのはなんだよ」
「知らない男にニコニコして…」
「それにさっき身体を触られてなかったか…?」
仁美
「あ〜さっきの黒人の人?」
「この前女子会で行ったバーの店長よ」
「外国人だからスキンシップがちょっと過剰なだけよ」
隆史
「いやそれでもさ…」
仁美
「そんなに心配すること?」
あざ笑う仁美

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