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大人の時間
第12章 マジックミラー
久しぶりの休日。
隆史は大学時代の友人と会う約束をしていた。

隆史
「よぉヒロシー!待たせたな〜」

ヒロシ
「おー隆史!待ちくたびれよー。早く飲み行こうぜ」

お互い仕事が忙しく、なかなか都合がつかない時が多いが、
今日は昼飲みが出来るとなり、合流した。

昼から飲み屋で学生時代の話で盛り上がる2人。

ヒロシ
「いや〜まさかお前があの仁美ちゃんを捕まえるとはな〜」

隆史
「なんだよ急に」

ヒロシ
「仁美ちゃん、めちゃくちゃ美人じゃないか」
「俺も仁美ちゃんみたいな奥さんが羨ましくて仕方がないよ〜」

隆史
「そういやヒロシはまだ独身だったな」
「最近、彼女ネタを聞かないけど、今どうなんだ?」

ヒロシ
「まぁコロコロ彼女が入れ替わってる感じかなぁ」

ヒロシはサーファーで、小麦色に焼けた爽やかな男だ。
高身長でイケメン顔のため、女性からはかなりモテる。

隆史
「相変わらずだなぁお前は」
「早く結婚しないと老いるぜ」

ヒロシを茶化す隆史。

ヒロシ
「いやでもな、最近気になってる子がいてさ」
「これ見てくれよ」

ヒロシが携帯のアプリを開く。

ヒロシ
「SNS兼出会い系アプリなんだけど」
「ここにいるヒトミって女がマジエロくてさ」

隆史
「なんだよ〜。嫁と同名じゃねぇか」 

ヒロシ
「他人の嫁さんのコト、こんな風に言うのはあれだけど」
「お前の仁美ちゃんみたいにマジでスタイル良いんだって」

ヒロシが開いているのは、まさしく仁美が使ったアプリだ。
「使っている」といった方が正しい。
定期的にオンラインし、男性陣と会話をしている。

ヒロシ
「ほら」

ヒロシがヒトミのプロフィール画像を見せる。
確かに仁美に似ていてなグラマラスな身体だ。

隆史
「まぁ、確かにエロいかもな…」

ヒロシ
「だろ?
しかも人妻で複雑な関係なんだってさ!」
「時々エロ写メ送ってくれるし…燃えるっしょ」

隆史
「アホだなぁお前…」

他愛ない話をツマミにダラダラと飲み続けた。

ヒロシ
「やっべぇー。そろそろデートの時間だわ」
「また今度飲もうぜ!」

ヒロシは足早に店を出た。

隆史
「まだ午後じゃないか…」
「仁美も外出してるし、どこかで時間を潰すか」

(さっきのヒトミって子、仁美の身体に似てたな…)

少しムラムラする隆史。

「そうだ、あそこに行こう…」
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