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影を背負った愛~足りない愛を、君に
第7章 初めての2人の秘密の月曜日 ~会議と、疼く想い~
その時、スマホが振動した。


健治: おはよう。今日の会議、頑張れよ。顔見れるの楽しみにしてる。


彩香は一瞬で顔を真っ赤にした。


(……もう、健治さん……こんなタイミングで……! 考えないようにしてたのに……)


胸がきゅんっと締め付けられ、嬉しさと恥ずかしさで指が震えた。
彩香はスマホを両手で握りしめ、耳まで赤くなりながらも可愛らしく返信を打った。


彩香:
おはようございます☀  健治さん( ; ω ; )
私も……頑張りますね!( *'ω'*)و グッ

送信した後、彩香はスマホを胸にぎゅっと抱きしめ、鏡に向かって小さく息を吐いた。


「……本当に、意地悪なんだから……」


心の準備をしていたのに、
たった一通のメッセージで簡単に崩されてしまった自分が少し情けなくも、
嬉しくもあった。

彩香はもう一度鏡で最終チェックをし、深く息を吸って玄関に向かった。


(今日は絶対に、いつも通りの中山彩香で……)


そう自分に言い聞かせながらも、胸の奥はまだ温かく、甘く疼いていた。
月曜日。彩香が人生で初めて恋人ができてから、初めての勤務がこれから始まる・・・。
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