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披露宴の裏庭。蜜夜の神戸
第14章 美香&先輩(1)
「来月、飲みに行こうよ。新地のすっぽん料理屋さん、予約できたから。」
「ええ!スッポン料理…行く。行く。食べたい」

先輩は関西の某出版社に勤めている。高校の同窓生で飲み会をしたときに知り合って以来、何度か2人で食事に行く仲になっていた。

天満や鶴橋のホルモン焼き肉にも良く行ったし、得に天満の立ち飲み屋、寿司屋あたりを梯子酒することが多かった。梯子酒は私のリクエストで、私はこういう庶民的な飲み方の感覚が大好きだった。天満で飲んだ後、そこから電車で北浜へ行き、北浜で美味しいハイボールを引っかけた後、新地までの夜道を歩。

そこに来て、スッポン?精力をつけたいの?

********
スッポン料亭に入る。夜の8時とはいえ、完全予約制な店なので、カウンターだけの店内には私達とあと2人のお客様だけだった。まずは食前酒としてスッポンの生き血を赤ワインで割った酒が出てくる。生臭さもなくすっと喉へと入っていく。そこからスッポンのフルコースが始まった。お浸しに、刺身、唐揚げ、そして鍋へと進んでいく。美味しい…初めて食べたスッポンは格別だった。

料亭を出て、ネオンの煌めく光を川面に写す大川沿いをふたりで歩く。身体は熱く、足元はお酒で少しフラフラしている。もう私達は北新地のいつも行くラブホテルへと向かっている。歩き慣れた道を歩きながら先輩が声をかけてくる。

「美香、少し、ここ座ろうよ」

大川沿いのベンチに二人で座る。暗がりのベンチに座るとすぐに、先輩は私に唇を重ねてきた。私もそれに答え唇を重ねる。口の中で舌先が絡み合う濃厚なディープキス。

「うっん、あっ」っと私の口から声が漏れる。
先輩は私にキスをしながら、私の乳房を布越しに鷲掴みにしてくる。スッポン料理を食べてから、過敏になっていた身体の一部を半ば乱暴に捏ねられる。

「あっ、だめよ、人にみられちゃう。あそこに人いるし。恥ずかしいわ」

私の少しひきつったような声に、
「誰も見てないよ。見てるかもしれないけど、みんな、見て見てない振りするから…大丈夫」

先輩の逞しい指先が、抗う術のない私のスカートをゆっくりと捲り上げていく。黒いパンストの滑らかなナイロン越しに、彼の指の熱がじわじわと伝わり、中へ、もっと奥へと侵食してくる。やがて、骨太い指が私の股間の付け根、最も敏感な境界線へと容赦なく伸びてきた。
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