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披露宴の裏庭。蜜夜の神戸
第3章 瑞希(3)
神戸に来て、先輩と会ってから、なんとなくこうなる予感はしていた。今日ぐらいいいかな…今日だけは旦那もしがらみも忘れます。私もいい大人。怖い気持ちもあるけど、踏み出すことにする。一晩だけ楽しもう。一晩だけなら…いいわよね、パパ。
******
「瑞希、分かってる?…今の状況。酔って覚えてないってのと、途中で目が覚めたみたいに拒否されるのだけはいやだから」
「うん…分かってるよ…記憶飛ぶぐらい酔ってないし…大丈夫」
酔い醒ましに熱いシャワーを浴びる。廊下で聞いたあの声のことは私も先輩も敢えて口にしなかった。そんなことはもうどうでも良かったの。だんだんと酔いが覚めてくる中、「これで良かったのかな?」と自問自答したが、結局は先輩の待つベッドへと身体を滑り込ませた。
「いいのか?瑞希」
「迷わせないで…いいの…私が決めたことだから」
そのとき壁がドンドンと鳴り、隣の部屋から女の喘ぎ声がはっきりと聞こえてきた。
「あっ、あああん、あっ、いいわ、もっと、もっと、いきそう、イク~」。
壁はドンドンと何かを打ち付けるような音が鳴り、ベッドのギシギシと刻む音すら聞こえてくる。壁際にセッティングされたベッドが壁を打ち付けているのだろう。一瞬、声が止まり静かになったが、すぐに快感に喘ぐ美香の悦びの声が壁を伝わって聞こえてくる。
「あっ、だめ、あああん、いいわ、いい~」
先輩は黙り込んで、その声をじっと聞いている。
「美香と修二はもうお楽しみ中なんだな。それにしても美香っていい声出すんだな」
そう言った後で先輩は気まずそうに一つ咳払いをして、
「それにしても、ここのホテルどうなってんだよ。壁といい、ドアといい。薄いな~丸聞こえやん」
「先輩…美香と寝たでしょ」
私は先輩の目をまっすぐ見つめながら呟いた。
「瑞希…どこまで知ってる?」。先輩の声が一瞬、詰まった。
「先輩と食事に行ったこと、そして自然と成り行きでセックスしたこと、そしてある時に関係を切ったこと」
「えっ、そうなんや、驚いたな」。 その言葉に特に大きな驚きの含みは感じなかった。
「美香って、どことなく抜けているように見えて、実はとっても頭が良くて、自制心のある子なんです。」
間接照明だけの薄暗い部屋の中で、先輩の目の奥が暗く陰るのを感じた。
******
「瑞希、分かってる?…今の状況。酔って覚えてないってのと、途中で目が覚めたみたいに拒否されるのだけはいやだから」
「うん…分かってるよ…記憶飛ぶぐらい酔ってないし…大丈夫」
酔い醒ましに熱いシャワーを浴びる。廊下で聞いたあの声のことは私も先輩も敢えて口にしなかった。そんなことはもうどうでも良かったの。だんだんと酔いが覚めてくる中、「これで良かったのかな?」と自問自答したが、結局は先輩の待つベッドへと身体を滑り込ませた。
「いいのか?瑞希」
「迷わせないで…いいの…私が決めたことだから」
そのとき壁がドンドンと鳴り、隣の部屋から女の喘ぎ声がはっきりと聞こえてきた。
「あっ、あああん、あっ、いいわ、もっと、もっと、いきそう、イク~」。
壁はドンドンと何かを打ち付けるような音が鳴り、ベッドのギシギシと刻む音すら聞こえてくる。壁際にセッティングされたベッドが壁を打ち付けているのだろう。一瞬、声が止まり静かになったが、すぐに快感に喘ぐ美香の悦びの声が壁を伝わって聞こえてくる。
「あっ、だめ、あああん、いいわ、いい~」
先輩は黙り込んで、その声をじっと聞いている。
「美香と修二はもうお楽しみ中なんだな。それにしても美香っていい声出すんだな」
そう言った後で先輩は気まずそうに一つ咳払いをして、
「それにしても、ここのホテルどうなってんだよ。壁といい、ドアといい。薄いな~丸聞こえやん」
「先輩…美香と寝たでしょ」
私は先輩の目をまっすぐ見つめながら呟いた。
「瑞希…どこまで知ってる?」。先輩の声が一瞬、詰まった。
「先輩と食事に行ったこと、そして自然と成り行きでセックスしたこと、そしてある時に関係を切ったこと」
「えっ、そうなんや、驚いたな」。 その言葉に特に大きな驚きの含みは感じなかった。
「美香って、どことなく抜けているように見えて、実はとっても頭が良くて、自制心のある子なんです。」
間接照明だけの薄暗い部屋の中で、先輩の目の奥が暗く陰るのを感じた。

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