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あなたの一番になりたいのに
第3章 【あなただけで良いのに】
「えっ!ミオ、何でマリナは覚えてるのよ」
「え?え?あ…本当だ」
「はぁ!?納得いかん!!」
ヤバ、本当に本当に何でそうなのか説明出来ない
マリナさんの事は今、思い出したというか、
この人のお姉さまだって降りてきた
それなのに……だよね
本当、申し訳ない
マリナさんも駆け付けてくれて
大胆にもサツキさんをハグし、皆に向かって
シーっとジェスチャーで静かにさせては
カンナさんの真似みたく
跪いてこちらもプロポーズ…!?
再び黄色い声援に包まれて
カンナさんがマイクを向けてあげていた
「遅くなってごめんね、サツキ、私と結婚して幸せにしてくれる?」
これには耳まで真っ赤になるサツキさん
普段泣かない人が泣くのは反則だよね
最高潮に盛り上がり
返事をマイクで求められ恥ずかしそうに
「幸せにするー!」ってめちゃくちゃ可愛い答え
こちらは隠しもせずにキスしてましたとさ
4人で皆を見送った後は
そのまま帰るのかなって思っていたら
上に部屋取ってあるって
姉妹で段取り良過ぎでしょ
エレベーターも別々に乗って最上階へ
「今日はちょっと焦ったんですけど…何でアイツの女になってんのよ」
「んん〜ごめんなさい」
「お仕置き、と言いたいところだけどプロポーズOKしてくれたからとことん甘やかす予定だけど大丈夫そう?」
「カンナさぁ〜ん…」
「欲しいでしょ?」
「……はい、欲しいです」
「はぁ……くっそ可愛い」
まだ部屋のある階に到着していないのに
上がるエレベーターの中でキスされた
深くて腰にくるような熱いキス
扉が開いても終わらない
「ハァハァ…大丈夫、この階は私たちだけだから」
「ん…っ」
キスしながらカードキーをかざして部屋に入る
抱っこされて足でホールドする
夜景の広がるベッドルーム
降ろされたら背中のファスナーに手が伸びるの
私も負けじとカンナさんを脱がせていく

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