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あなたの一番になりたいのに
第1章 【こんなにも好きなのに】
カンナさんも緊張してるのがわかる
優しく侵入してくる
丁寧に解毒されてるみたい
上顎を少し刺激されてビクン…と離れた
クスッと笑われ再び重なる
「まだ終わってない」と何度もキスをした
他には触られていないかと聞かれ
正直に覚えていないと答える
「じゃあ、全部消毒しておく」って
ベッドに連れ戻されちゃった
きっとそんなところ触られてないはずだけど
足の甲にキスされて、
そこから全身余すことなくキスされていく
「身体だけは絶対に触れさせないで」
「うん……カンナさんだけ」
もう二度と間違わない
こんなキス出来るの、カンナさんだけだもん
身体が悦ぶ
身も心も繋がる感覚
絶対……絶対に………
そう誓ったそばから、
階段を降りる際、踏み外して
飛び込んでしまった胸の中
ふわっと香る媚薬の香り
しっかり支えてくれたのは
再び会社に訪れたお姉さん
「わわ、大丈夫?ミオちゃんから飛び込んで来てくれるなんて嬉しい」
「すすすみません!お怪我はないですか?」
「うん、大丈夫」
わぁ……改めて最強の遺伝子だよなぁ……
一瞬でも見惚れてしまって申し訳ない
「この前はごめん!」と逆に謝罪されて謙遜する
今日は私に謝りに来ただけだとか
「私の方こそ醜態を晒してしまい、申し訳ありません」
「やだなぁ、堅い堅い、私たちの仲じゃない」
「は、はぁ……」
「ハハハ、本当ミオちゃん可愛いね、カンナが惚れ込むだけあるわ、安心して?もう口説いたりしないから」
破壊力抜群のウィンクされちゃって頬が赤らむ
カンナさんだったらまた堕ちてる
戸惑う私にクスッと笑われたかと思いきや
「私も出逢えるかな?ミオちゃんみたいな子と」
と頬に触れてきた
あ…この状況ヤバいって思った瞬間……
グイッと後ろからハグしてきた人物
大好きな匂いと体温
「マリナ、ミオはダメって言ったはずだよ」
「わかってる、わかってるよ、ちゃんと謝罪しに来ただけ、何もしてないってば」
走って来たのかな、身体が熱い……

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