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想いあふれて
第7章 終章ー風と光、開く花
声が聞こえて窓の下を見下ろすと、テラスの長椅子に信忠が足を伸ばしてくつろいでいた。
紫苑が、ボタンを外したままのリネンシャツを風になびかせながらテラスに現れ、信忠の前のテーブルにコーヒーカップを置くと、りつかを見上げた。
「勝手にコーヒー淹れさせてもらったよ。りつかさんもおいで」
りつかはうなずいた。
目の前に広がる海の青を体に吸い込むように、深く長く息を吸い、ゆっくりと吐く。
律花は今、りつかの胸の中で、確かに花開いた。
おわり
紫苑が、ボタンを外したままのリネンシャツを風になびかせながらテラスに現れ、信忠の前のテーブルにコーヒーカップを置くと、りつかを見上げた。
「勝手にコーヒー淹れさせてもらったよ。りつかさんもおいで」
りつかはうなずいた。
目の前に広がる海の青を体に吸い込むように、深く長く息を吸い、ゆっくりと吐く。
律花は今、りつかの胸の中で、確かに花開いた。
おわり

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