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ウイングの徒然草
第11章 旧盆の月
お盆というのは、亡くなった人が帰ってくる日だと言われます。本当に帰ってくるのかどうかは、私には分かりません。けれど、少なくとも生きている側が、亡くなった人のために少しだけ場所を空ける日ではあると思います。仏壇の前に供え物を置く。お墓へ行く。線香をあげる。あるいは、何もできなくても、少しだけ思い出す。それだけでも、人の中には小さな場所ができます。亡くなった人のために空けた場所です。
そういえば、仏壇の前で手を合わせている時、ろうそくの炎がふっと揺れることがあります。窓も開いていないのに、空気が動いたように炎が揺れる。昔から、そういう時はご先祖様が近くに来ているのだと言われることがあるそうです。本当にそうなのかどうかは、私には分かりません。けれど、そう思った方が、少しだけ心が静かになります。火というのは不思議なもので、ただ燃えているだけなのに、人の気配のようなものを感じさせる時があります。
そういえば、仏壇の前で手を合わせている時、ろうそくの炎がふっと揺れることがあります。窓も開いていないのに、空気が動いたように炎が揺れる。昔から、そういう時はご先祖様が近くに来ているのだと言われることがあるそうです。本当にそうなのかどうかは、私には分かりません。けれど、そう思った方が、少しだけ心が静かになります。火というのは不思議なもので、ただ燃えているだけなのに、人の気配のようなものを感じさせる時があります。

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