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ウイングの徒然草
第11章 旧盆の月
今年の沖縄の旧盆では、8月27日がウークイ、お見送りの日になります。その夜、空には満月に近い月が浮かんでいるはずです。沖縄に住んでいなくても、旧盆をきちんと行う家でなくても、その夜に少しだけ空を見上げてみるのは悪くない気がします。遠くに暮らしていてお墓参りに行けなかった人も、仏壇がない人も、忙しさに流されてお盆らしいことを何もしなかった人も、月を見上げるくらいならできるかもしれません。
もう会えない人のことを、少しだけ思い出してみる。ありがとうと言えなかった人に、心の中でありがとうと言ってみる。謝れなかった人に、少しだけ頭を下げてみる。何も言葉が出てこなければ、ただ顔を思い浮かべるだけでもいいのだと思います。形式として正しいかどうかは分かりません。けれど、人を思い出すこともまた、一つの供養なのではないでしょうか。
8月27日の夜、もし空が晴れていたら、少しだけ月を見上げてみてはいかがでしょうか。沖縄ではその日、ご先祖様をお見送りしています。旧暦15日の、満月に近い月の夜です。私たちもそれぞれの場所で、もう会えない人たちのことを、ほんの少し思い出してみる。それだけで、案外、遠くにいる誰かへ届くものがあるのかもしれません。
もう会えない人のことを、少しだけ思い出してみる。ありがとうと言えなかった人に、心の中でありがとうと言ってみる。謝れなかった人に、少しだけ頭を下げてみる。何も言葉が出てこなければ、ただ顔を思い浮かべるだけでもいいのだと思います。形式として正しいかどうかは分かりません。けれど、人を思い出すこともまた、一つの供養なのではないでしょうか。
8月27日の夜、もし空が晴れていたら、少しだけ月を見上げてみてはいかがでしょうか。沖縄ではその日、ご先祖様をお見送りしています。旧暦15日の、満月に近い月の夜です。私たちもそれぞれの場所で、もう会えない人たちのことを、ほんの少し思い出してみる。それだけで、案外、遠くにいる誰かへ届くものがあるのかもしれません。

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