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寝取られる妻 妻を狂わせたあの夜
第1章 1
2、3分歩くと、風俗店が建ち並ぶエリアだった。その一角に、レンタルルームがあるのを私は知っていた。

いわゆる、個室ビデオボックス、という店だった。入口で料金を払い、DVDを選んで、個室で見ることができる部屋。
ここで、私は仕組んだスマホからの、男からの着信を待つ。

店に入り、受付で会員証を作る。

受付の横に並べてあるDVDは、アダルトがほとんどだった。コミック本も少しある。
客は選んだDVDを持って、個室にこもるのだ。
2時間コースと4時間コースを聞かれてので、私は4時間コースを選んだ。
その間にも、スマホに着信が無いかと、私はソワソワ、落ち着かない時間を過ごす。

適当にDVDを2枚ほど選び、カゴに入れたまま部屋に入る。さすがに狭い部屋。ここで、若者たちはDVDを見ながら、自分で抜くのだ。そんな部屋。
今日の私は、ここで、男からの着信を待つ。そのためのスペース。

それはそれは長い時間だった。

なかなか、私のスマホに着信が来ない。

そうか…
結局、何も無いまま、そうなのか…

それとも、スマホの操作が、上手くいかないのか?

男との約束は、

「もしも(妻と男の行為が)始まらなかったら、その時は、電話もかける必要は無い」
そんな約束だった。
いい雰囲気になって、男が

「イケる!」
と思ったら、カバンを開けて、電話を発信する操作をする。カバンの中のスマホから電話をかける。
その操作を、しつこいほど、男に頼んだ。

その操作が上手く行かなかったのだろうか?
私は、あらためて思った。
妻に気づかれないように、その操作をするのは、考えてみれば難易度が高い。
器用にやるタイミングが難しい。
イイ雰囲気になった時、カバンの中をガサゴソは出来ない…初めて私は思った。

そうなれば、妻と男は始まっているのか?
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