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GRATEFUL & GIFT
第1章 危険なクラブ合宿
じゅる…っ
豊先輩が顔を上げて口を拭う。
「膿、ちっとも出てこないし、腫れも小さくなってないよ」
困ったような哀しそうな声に胸が締めつけられる。
って、違うでしょ!
止めてもらわないとっ
充輝先輩の頭を押しのけようとしたけれど力が入らなくて、それでも体をくねらせて必死にもがいた。
手の拘束も解きたいのに、動かせば動かした分だけきつく締まっていく。
ど、どうしたらっっ
どうしよう…っ
「う~ん……」
私の抵抗を気に留めることなく顔を離した充輝先輩が、何かを確かめるように丹念に胸を揉みしだく。先端を弾かれて、ひと際大きな痺れが全身を駆け抜けた。
「あっあ…っ」
高志先輩に背中を押しつけて、ずるりと体が滑る。高い先輩がしっかりと支えてくれていたから落ちてしまうことはなかったけれど、背中にぴったりとくっついた胸板が熱くて、耳にあたる荒い息がとてもくすぐって、胸が苦しい。
豊先輩が顔を上げて口を拭う。
「膿、ちっとも出てこないし、腫れも小さくなってないよ」
困ったような哀しそうな声に胸が締めつけられる。
って、違うでしょ!
止めてもらわないとっ
充輝先輩の頭を押しのけようとしたけれど力が入らなくて、それでも体をくねらせて必死にもがいた。
手の拘束も解きたいのに、動かせば動かした分だけきつく締まっていく。
ど、どうしたらっっ
どうしよう…っ
「う~ん……」
私の抵抗を気に留めることなく顔を離した充輝先輩が、何かを確かめるように丹念に胸を揉みしだく。先端を弾かれて、ひと際大きな痺れが全身を駆け抜けた。
「あっあ…っ」
高志先輩に背中を押しつけて、ずるりと体が滑る。高い先輩がしっかりと支えてくれていたから落ちてしまうことはなかったけれど、背中にぴったりとくっついた胸板が熱くて、耳にあたる荒い息がとてもくすぐって、胸が苦しい。