パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 危険なクラブ合宿

「真…、腰が動いてるよ」

「や…っんん……」

高志先輩の唇を貪りながら腰を抑えるけれど、すぐにまた揺れてしまう。

「は、ぁ…んっ……」

息苦しくて、つらくて、切なくて、心が痛かった。


お願いぃ…っ


そう強く想うけれど、何を頼みたいのか自分でも分からない。
キスに溺れ、豊先輩の頭を抱きしめ、充輝先輩に腰を差し出し、鼻をすすってしゃくりあげる。

「…っ、どうした？」

微かに離れて囁く唇を追いかけて、また重ねる。巧みに動く高志先輩の唇や舌が気持ち良くて、受け止めるのに精一杯でちっとも返せない。

もっとできるはずなのに

キスの経験なんてほとんどないはずなのに、そんなことを思う。応えられないことが苦しかった。

「真…？」

キスの合間に高志先輩が囁く。その微かな振動が唇に伝わり、体が激しく震える。

先輩たちが、好き

溢れる想いを告げたいのに、言葉にならない。