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GRATEFUL & GIFT
第1章 危険なクラブ合宿
「これだと届くと思うんだけど、入れてもいい?」

充輝先輩が体を起こし、ずり下ろしたズボンの下から何かを取り出した。

視界の端でそれを意識しながら、何度も頷く。

「いいの…?」

尋ねる充輝先輩の声は上擦っていて、けれどとても嬉しそうにも聞えて、また頷いた。
それでも先輩は躊躇っているみたいだった。

目が合うとゆっくりと近づいてきたけれど、何もしてくれない。

「出来るだけ優しくするから、真帆も約束して?嫌がらない…泣き叫んだりしないって」

え…っ?

戸惑う私を、先輩たちがじっと見つめている。

「真帆に拒絶されたら、泣きたくなるんだ。だから…ね?」

「…がんばり…ます」

充輝先輩はほっとしたように微笑んで、何かで中心をつつき始めた。

「あうっ…は、ぁっ…ぁんんっ」

先輩の腰が動くと、それが割れ目を何度も往復する。

「っい…あっあっっ!」

濡れた音と一緒に入り口が押し広げられて、避けるような痛みに体が強張り喉が引きつる。
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