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GRATEFUL & GIFT
第1章 危険なクラブ合宿
「え…っ?」
パチパチと目を瞬いて体を起こす。
「おはよ、」
「おはよう、ございます…」
状況が理解できないまま高志先輩のキスを受けて、充輝先輩や豊先輩とも挨拶を交わす。
……ゆ、め?
そう気づいて、全身がかぁっと火照る。
「どんな夢見てたの?」
豊先輩に熱く見つめられて、思わず後ずさりしてしまった。
なんとかして誤魔化さないと…っ
そう思うのだけど、良い案が浮かんでこない。
不意にシーツを掴む手に何かが当たった。振り返ると、男装した女の子が視界に飛び込んでくる。
『危険なクラブ合宿 -淫らに啼かされて-』
昨夜、先輩たちに騙されて一緒に観てしまったDVDのケースだった。
充輝先輩もそのケースに気づいて手に取り、興味深そうに眺める。
「真帆も男装してマネージャーする?」
「しっしませんっっ」
あんなことされるなんて……
そう言いかけて、口を固く結ぶ。
充輝先輩に知られたら、それだけで正夢になってしまいそうで怖い。
「ふぅん。ま、いずれ…ね?」
意地悪く微笑む充輝先輩から目が離せない。
どうしよう…っ
充輝先輩が中に入ってくる熱い感覚を思い出しながら、きつく瞼を閉じた。
……end
パチパチと目を瞬いて体を起こす。
「おはよ、」
「おはよう、ございます…」
状況が理解できないまま高志先輩のキスを受けて、充輝先輩や豊先輩とも挨拶を交わす。
……ゆ、め?
そう気づいて、全身がかぁっと火照る。
「どんな夢見てたの?」
豊先輩に熱く見つめられて、思わず後ずさりしてしまった。
なんとかして誤魔化さないと…っ
そう思うのだけど、良い案が浮かんでこない。
不意にシーツを掴む手に何かが当たった。振り返ると、男装した女の子が視界に飛び込んでくる。
『危険なクラブ合宿 -淫らに啼かされて-』
昨夜、先輩たちに騙されて一緒に観てしまったDVDのケースだった。
充輝先輩もそのケースに気づいて手に取り、興味深そうに眺める。
「真帆も男装してマネージャーする?」
「しっしませんっっ」
あんなことされるなんて……
そう言いかけて、口を固く結ぶ。
充輝先輩に知られたら、それだけで正夢になってしまいそうで怖い。
「ふぅん。ま、いずれ…ね?」
意地悪く微笑む充輝先輩から目が離せない。
どうしよう…っ
充輝先輩が中に入ってくる熱い感覚を思い出しながら、きつく瞼を閉じた。
……end