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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第5章 開花する従属
夕食会場は、落ち着いた雰囲気の大広間だった。

各テーブルは上品な格子状の衝立で区切られており、他のお客さんの視線を気にせず過ごせるセミプライベートな空間になっている。

​席に着くと、テーブルの上にはすでに贅沢な料理の数々が美しく並べられていた。

​「うまそー!」

​秋は子供みたいに目を輝かせ、ニコニコしながら料理を見つめている。

​「うん。すごく美味しそうだね」

​七海もその華やかな御膳に目を細めた。

サシの入った見事なお肉、みずみずしく盛られた新鮮な地産の野菜、そして目にも鮮やかなおしゃれな冷製スープ。

どれも丁寧に作られているのが一目で分かる。

​「七海はビールだよね? 俺もビールにしよ」

​メニューを開くこともなく、秋は当然のようにそう言ってスタッフにスマートに注文を通した。

以前のデートで七海がビール好きなのをきちんと覚えていてくれたのだ。

そんな何気ない記憶の優しさが、七海の胸の奥をキュンとくすぐる。

​キンキンに冷えたグラスが運ばれてくると、秋は無邪気な笑顔でグラスを七海の方へと差し出した。
​「乾杯!」

​「うん、乾杯」

​カチン、と心地よいガラスの音が響く。

喉を鳴らしてビールを一口流し込んだ瞬間、七海は

(私、本当に秋くんと一緒に旅館に来てるんだ……)

という厳然たる事実を改めて突きつけられ、どこか夢見心地のような、不思議な気持ちに囚われていた。

​「食べよ食べよ。……うわ、この肉めっちゃ柔らかい! 七海も早く食べてみ?」

​「本当? じゃあ、いただきます……」

​秋に促されるままにお肉を口に運ぶと、上質な脂の甘みが舌の上でとろけるように広がった。

美味しい料理とお酒、そして何より大好きな男の笑顔。

会話は途切れることなく弾み、2人は和やかに箸を進めていった。

​楽しい時間はあっという間に過ぎ、お互いに何杯目かのグラスを空け、心地よいアルコールの酔いがじんわりと回ってきた頃だった。

​秋は持っていたグラスを置くと、それまでの無邪気なトーンから一転して、突然、まっすぐ七海を見つめてこう言った。
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