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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第3章 優しい寝室
口の中を限界まで蹂躙され、頭が完全に真っ白になっていた。
しかし、秋はそれ以上手を出してこなかった。
あれほど貪欲に、息もできないほど七海を求め、キスをし尽くしたというのに。
秋はふっと唇を離すと、恋人つなぎにしていた手の力を驚くほどあっさりと緩めた。
大きな身体が七海の上から退き、マットレスがふわりと軽くなる。
戸惑う七海をベッドに残したまま、秋は「あー、よく寝た」
と、何事もなかったかのように伸びをした。
「今日、この後ちょっと用事あるから帰るわ」
そう言うと、彼は迷いのない動作で自分の服を拾い上げ、手際よく帰る準備を始め出した。
そのあまりの切り替えの早さに、七海のキリッとした二重の瞳はただ呆然と彼の背中を追いかけることしかできない。
唇にはまだ秋の熱い感触が残り、身体の奥はまだトロンと疼いたままだというのに。
彼はもう、いつものスマートでサバサバとした「同期の本庄くん」に戻っている。
荷物をまとめた秋は、ドアの前で振り返り、涼しげな目元を和らげていつものように微笑んだ。
「七海、ボランティアありがとね。楽しかった」
――ボランティア。
その言葉に、七海はハッと胸を突かれた。
映画のチケットを譲ってもらった時も、彼はそう言って笑っていた。
付き合ってもいない、部屋に泊めたのも、こんなに濃密なキスを交わしたのも、彼にとってはまだ「ボランティア」という都合のいい言い訳の範疇なのだ。
「……うん。気をつけてね」
サバサバ系としてのプライドを必死にかき集め、七海はそれだけを返すのが精一杯だった。
「じゃあね」
カチャリ、と軽い音を立ててドアが閉まる。
大きな影が消えたシングルルームは、急に広くなったように感じられ、静寂だけが取り残された。
一人きりになったベッドの上で、七海はぽつんと立ち尽くす。
あんなに強引に手を握り、口の中をめちゃくちゃにかき回しておきながら、最後はどこまでもあっさりと、自分のペースで去っていく。
優しさに隠された彼の圧倒的な主導権に、七海は心も身体も、完全に引き返せないところまで狂わされてしまっていた。
しかし、秋はそれ以上手を出してこなかった。
あれほど貪欲に、息もできないほど七海を求め、キスをし尽くしたというのに。
秋はふっと唇を離すと、恋人つなぎにしていた手の力を驚くほどあっさりと緩めた。
大きな身体が七海の上から退き、マットレスがふわりと軽くなる。
戸惑う七海をベッドに残したまま、秋は「あー、よく寝た」
と、何事もなかったかのように伸びをした。
「今日、この後ちょっと用事あるから帰るわ」
そう言うと、彼は迷いのない動作で自分の服を拾い上げ、手際よく帰る準備を始め出した。
そのあまりの切り替えの早さに、七海のキリッとした二重の瞳はただ呆然と彼の背中を追いかけることしかできない。
唇にはまだ秋の熱い感触が残り、身体の奥はまだトロンと疼いたままだというのに。
彼はもう、いつものスマートでサバサバとした「同期の本庄くん」に戻っている。
荷物をまとめた秋は、ドアの前で振り返り、涼しげな目元を和らげていつものように微笑んだ。
「七海、ボランティアありがとね。楽しかった」
――ボランティア。
その言葉に、七海はハッと胸を突かれた。
映画のチケットを譲ってもらった時も、彼はそう言って笑っていた。
付き合ってもいない、部屋に泊めたのも、こんなに濃密なキスを交わしたのも、彼にとってはまだ「ボランティア」という都合のいい言い訳の範疇なのだ。
「……うん。気をつけてね」
サバサバ系としてのプライドを必死にかき集め、七海はそれだけを返すのが精一杯だった。
「じゃあね」
カチャリ、と軽い音を立ててドアが閉まる。
大きな影が消えたシングルルームは、急に広くなったように感じられ、静寂だけが取り残された。
一人きりになったベッドの上で、七海はぽつんと立ち尽くす。
あんなに強引に手を握り、口の中をめちゃくちゃにかき回しておきながら、最後はどこまでもあっさりと、自分のペースで去っていく。
優しさに隠された彼の圧倒的な主導権に、七海は心も身体も、完全に引き返せないところまで狂わされてしまっていた。

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