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体罰進学校
第2章 遅刻の罰
今から十数年前のこと。
高校3年生だった私は特進文系クラスにいた。
高3になると上から学力別に選抜、特進、進学クラスに振り分けられる。
この年、特進文系クラスの成績が例年に比べて悪いということで、勉強合宿が行われることになった。
奇妙だったのは男子と女子で合宿場所が分かれていることだった。
バスで移動すること数時間、バスから見える風景は山と田畑だらけ。
車内の荷物がずり落ちていくほどの傾斜がある坂道を上り続け、バスは停まった。
バスから降りると、山に囲まれた異様なかたちの建物が目に飛び込んでくる。
今思うとそこは何かの宗教施設だったのかもしれない。
あらかじめ渡された合宿のしおりを見てわかっていたことだが、まさに分刻みの勉強漬けスケジュールだったので、楽しそうな顔をしている生徒は誰もいなかった。むしろこれから始まる地獄のような時間に絶望していた。
しかし、ただの勉強合宿ならよかった。
本当の絶望を味わうことになるとは、まだ誰も知らなかった。
高校3年生だった私は特進文系クラスにいた。
高3になると上から学力別に選抜、特進、進学クラスに振り分けられる。
この年、特進文系クラスの成績が例年に比べて悪いということで、勉強合宿が行われることになった。
奇妙だったのは男子と女子で合宿場所が分かれていることだった。
バスで移動すること数時間、バスから見える風景は山と田畑だらけ。
車内の荷物がずり落ちていくほどの傾斜がある坂道を上り続け、バスは停まった。
バスから降りると、山に囲まれた異様なかたちの建物が目に飛び込んでくる。
今思うとそこは何かの宗教施設だったのかもしれない。
あらかじめ渡された合宿のしおりを見てわかっていたことだが、まさに分刻みの勉強漬けスケジュールだったので、楽しそうな顔をしている生徒は誰もいなかった。むしろこれから始まる地獄のような時間に絶望していた。
しかし、ただの勉強合宿ならよかった。
本当の絶望を味わうことになるとは、まだ誰も知らなかった。

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