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体罰進学校
第2章 遅刻の罰
合宿初日は、夕食を食べ、そのあと授業を受けて終わった。

施設がとても広く、どこにいくにも迷いそうだった。
しかも、貸し切りのようで他の利用客はおらず、夜になると山の中ということもあって、施設内はしんと静まり返り、不気味だった。

特進文系クラスの女子生徒は全部で20人。
4人1班に振り分けられ、それぞれ班長が割り当てられていた。
班で1つの部屋に泊まり、授業や食事、入浴等の際は班ごとに移動する決まりになっていた。(私たちはB班だった)

授業から消灯の時間まではスケジュール上では自由時間なのだが、毎授業ごとに前回の内容の小テストがあるため、同じ班の生徒は皆小テストの勉強をしていた。
本当に息がつまりそうだった。

朝は6:00起床で合宿中は毎朝、6:30から中庭で体操が組み込まれている。
普段、7:00起きの私にとって不安しかないスケジュールだった。

しかし、それは心配するだけ無駄だった。
6:00になると爆音で館内放送が流れ、起床を促される。
布団を畳み、身支度をしているとノックもなしに部屋の戸が開けられる。
和装とも洋装ともとれない服を来た中年の女が

「整列!」

と怒鳴ったので、私たちは驚き、女の前に一列に並ぶ。

女は布団の畳み方をチェックしているようで、

「B班、OK!」

と声を張り上げる。

私たちが中庭まで向かおうとすると、隣の部屋では部屋の外に布団が出されていて、班長が先ほどの中年女性に怒鳴られていた。他の生徒がいそいそと布団を部屋の中に運び、畳みなおしていた。

おそらく畳み方で注意を受け、布団をもう一回畳みなおせと引っ張りだされてしまったのだろうか。
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