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美香・透明な婚姻
第4章 ゼブラ柄の残像と熱い砂
お昼を過ぎ、夏の容赦ない熱気がじわじわと肌の奥まで染み込んでくる頃、私はやっと外出する気分になった。
妹の由衣は、鮮やかな黄色に涼しげな波模様が描かれたビキニに着替えている。彼女は根っからの阪神タイガースのファンで、本当は虎柄のビキニが欲しかったらしい。実は私も同じく大の阪神ファンで、本当は虎柄が良かったのだけれど、姉妹でデザインが被るのを嫌って、あえてゼブラ柄の水着を選んだ。プラチナのネックレスは着けたまま、ピアスは外し、出発の時を待った。
しばらくすると、自宅の前によし兄の軽トラックがガタガタと音を立てて止まった。
「さあ、海に行くぞ! 全員乗れ!」
よし兄の賑やかな声に促され、私たちは荷台や座席に分乗して、きらめく海岸へと向かった。
浜辺に到着すると、よし兄は手慣れた手つきで、砂浜の上にコールマン製の四人用テントを素早く組み上げた。皆が手荷物をその中に放り込み、子供たちや由衣は着ていたTシャツを脱ぎ捨てると、待ちきれないといった様子でダアッと波打ち際へと走っていく。
誰よりもはしゃいでいたのは、他ならぬよし兄だった。 「美香さん、行こうぜ!」 そう言いながら、テントの隅に座っていた私の細い腕を、よし兄は強引に引っ張った。私はこぼれるような笑みを浮かべながらTシャツを脱ぎ、彼に導かれるようにして青い海の中へと入っていった。
ゼブラ柄のビキニに包まれた私の身体は、由衣の豊満さに比べれば胸はいくぶん小ぶりだった。けれど、無駄のないスリムな体つきゆえに、かえってその柔らかな膨らみが際立って見えたかもしれない。
お腹まわりには年齢相応の程よい肉付きがあり、逆ハート型のヒップは、水着という最小限の布地になることで、そのラインを露わにしていた。そして何より、この薄い生地のすぐ下に、昨夜のあの淫らな秘密が隠されているのだと思うと、自分でも奇妙な興奮を覚えざるを得なかった。
しばらく泳いだ後、私は一人で海から上がった。腰に巻いていたミニスカートを外し、ビキニ姿になって大きなサングラスをかけると、両手を砂浜の後ろについて、両足を無防備に前へと投げ出した。 テントの中では、午前中の疲れもあるのか秀隆くんが横になっていた。
妹の由衣は、鮮やかな黄色に涼しげな波模様が描かれたビキニに着替えている。彼女は根っからの阪神タイガースのファンで、本当は虎柄のビキニが欲しかったらしい。実は私も同じく大の阪神ファンで、本当は虎柄が良かったのだけれど、姉妹でデザインが被るのを嫌って、あえてゼブラ柄の水着を選んだ。プラチナのネックレスは着けたまま、ピアスは外し、出発の時を待った。
しばらくすると、自宅の前によし兄の軽トラックがガタガタと音を立てて止まった。
「さあ、海に行くぞ! 全員乗れ!」
よし兄の賑やかな声に促され、私たちは荷台や座席に分乗して、きらめく海岸へと向かった。
浜辺に到着すると、よし兄は手慣れた手つきで、砂浜の上にコールマン製の四人用テントを素早く組み上げた。皆が手荷物をその中に放り込み、子供たちや由衣は着ていたTシャツを脱ぎ捨てると、待ちきれないといった様子でダアッと波打ち際へと走っていく。
誰よりもはしゃいでいたのは、他ならぬよし兄だった。 「美香さん、行こうぜ!」 そう言いながら、テントの隅に座っていた私の細い腕を、よし兄は強引に引っ張った。私はこぼれるような笑みを浮かべながらTシャツを脱ぎ、彼に導かれるようにして青い海の中へと入っていった。
ゼブラ柄のビキニに包まれた私の身体は、由衣の豊満さに比べれば胸はいくぶん小ぶりだった。けれど、無駄のないスリムな体つきゆえに、かえってその柔らかな膨らみが際立って見えたかもしれない。
お腹まわりには年齢相応の程よい肉付きがあり、逆ハート型のヒップは、水着という最小限の布地になることで、そのラインを露わにしていた。そして何より、この薄い生地のすぐ下に、昨夜のあの淫らな秘密が隠されているのだと思うと、自分でも奇妙な興奮を覚えざるを得なかった。
しばらく泳いだ後、私は一人で海から上がった。腰に巻いていたミニスカートを外し、ビキニ姿になって大きなサングラスをかけると、両手を砂浜の後ろについて、両足を無防備に前へと投げ出した。 テントの中では、午前中の疲れもあるのか秀隆くんが横になっていた。

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