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パートタイマーの淫乱人妻・美香~主婦の仮面を脱ぐ午後
第2章 熟れる体~不倫という劇薬
大阪府の東端にある閑静な場所に私の自宅はある。子供たちがそれぞれ大学へと進学し、鳥が巣立つように家を離れていってから、この大きな家はひどく静まり返ってしまった。パパと二人の生活が始まって気づいたのは、私たちが「親」という建前を失った途端に、ひどく冷めた関係になった。
「家庭円満の姿を見せることこそが最高の教育だ」
かつてパパはそう言って、義務を果たすように私を抱いていた。その対象がいなくなれば、夜の営みが以前より消極的になるのは自明の理だった。
最初のうちは、堰を切ったように新鮮なシチュエーションでのセックスを試したこともあった。リビングの床、陽の差し込む玄関、冷たいステンレスのキッチン。しかし、どんなに美味しいご馳走も、毎日食べ続ければやがて舌が麻痺していく。かつて感じていた胸の高鳴りは、いつしか密度の薄い形骸へと変わっていった。
そして決定打となったのは、パパの浮気だった。相手は私よりもずっとずっと若いナースの子。
不思議と怒りは湧かなかった。私自身、過去に過ちがなかったわけではない。男の遊びなど一時のガス抜きであり、最後には壊さない程度に家庭へと戻ってくればいいものだと、冷静に割り切っている自分がいた。何より、私はまだパパを愛していたから。
案の定、若さという劇薬に息切れしたパパは、何食わぬ顔で私の元へと戻ってきた。私はすべてを知りながら、今も優しい妻の仮面を被り続けている。
けれど、胸の奥に澱のように溜まった寂しさは消えなかった。
夕食が終わり、夫がさっさと書斎へ籠もると、私はシンクの前で黙々と食器を洗う。カチャカチャという皿がぶつかる音だけが、やけに広いキッチンに響く。
(たまには、「手伝うよ」の一言があってもいいのに……)
かつて子供たちの笑い声で満ちていた空間が、あまりにも静かすぎて耳が痛い。
私の中で、眠っていたはずの「女」が身をよじる。
もっと触れ合いたい、もっと生の実感を肌で確かめたい。その渇きが、年齢を重ねるごとに強くなっていくのを止められなかった。
・・・・ああ~、遊びたい。セックスしたい。浮気しちゃうぞ、パパ。いや、しちゃう。
「家庭円満の姿を見せることこそが最高の教育だ」
かつてパパはそう言って、義務を果たすように私を抱いていた。その対象がいなくなれば、夜の営みが以前より消極的になるのは自明の理だった。
最初のうちは、堰を切ったように新鮮なシチュエーションでのセックスを試したこともあった。リビングの床、陽の差し込む玄関、冷たいステンレスのキッチン。しかし、どんなに美味しいご馳走も、毎日食べ続ければやがて舌が麻痺していく。かつて感じていた胸の高鳴りは、いつしか密度の薄い形骸へと変わっていった。
そして決定打となったのは、パパの浮気だった。相手は私よりもずっとずっと若いナースの子。
不思議と怒りは湧かなかった。私自身、過去に過ちがなかったわけではない。男の遊びなど一時のガス抜きであり、最後には壊さない程度に家庭へと戻ってくればいいものだと、冷静に割り切っている自分がいた。何より、私はまだパパを愛していたから。
案の定、若さという劇薬に息切れしたパパは、何食わぬ顔で私の元へと戻ってきた。私はすべてを知りながら、今も優しい妻の仮面を被り続けている。
けれど、胸の奥に澱のように溜まった寂しさは消えなかった。
夕食が終わり、夫がさっさと書斎へ籠もると、私はシンクの前で黙々と食器を洗う。カチャカチャという皿がぶつかる音だけが、やけに広いキッチンに響く。
(たまには、「手伝うよ」の一言があってもいいのに……)
かつて子供たちの笑い声で満ちていた空間が、あまりにも静かすぎて耳が痛い。
私の中で、眠っていたはずの「女」が身をよじる。
もっと触れ合いたい、もっと生の実感を肌で確かめたい。その渇きが、年齢を重ねるごとに強くなっていくのを止められなかった。
・・・・ああ~、遊びたい。セックスしたい。浮気しちゃうぞ、パパ。いや、しちゃう。

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