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監禁願望の女
第8章 生贄Ⅱ
弥生は、その記憶に導かれるように、もう一度、優しく歯を立てた。
彼女は目を閉じたまま、耳たぶに歯を立てていた。
その直後――男の熱い息が、弥生の耳の中へ直接吹きかけられた。
「……ふっ……んぅ……」
弥生の肩が、くっと上がる。
耳の奥から背筋へとゾクゾクとした悪寒のような快感が走り、次の瞬間、体の芯から全身の力が抜け落ちた。
麻縄が擦れる小さな音とともに、重なる男の体へ、力なく身を預けてしまう。耳の奥を撫で回すような熱い息が、容赦なく何度も吹きかけられる。
くすぐったさと、甘い脱力感が同時に広がっていく。喉の奥から、蜜を含んだような熱い喘ぎが零れ出し、止まらない。
そのまま男の唇が滑り、耳の下の柔らかい肌を深く捉えていた。吸い上げられるような湿った圧と甘い熱に、弥生の吐息はさらに乱れていく。
「ハッ……ふぅ……ァッ……っ……」
湿った唇が、追うように首の側面へと移動する。今度はくすぐったさではなく、背筋にゾクゾクした濃厚な痺れが走っていく。
「ンン……」
自分から先に噛みついた仕返しとばかりに、こうして弱いところばかりを丁寧に愛撫されている――その事実が、弥生の胸を甘い恥じらいと悦びで熱くしていく。
縄がまた小さく軋む。
男の体の熱が、胸元からお腹にかけてじわりと広がっていく。その間にも、男の唇は鎖骨のくぼみへと降りてくる。
吸い上げられ、甘く噛み含まれるたび、抑えきれない欲望の疼きが体の芯まで幾度も響く。熱に溶かされた体を男に預けたまま、弥生は止まらない吐息を漏らし、愛液のような蜜を滲ませながら、その甘美な責めに溺れていた。
彼女は目を閉じたまま、耳たぶに歯を立てていた。
その直後――男の熱い息が、弥生の耳の中へ直接吹きかけられた。
「……ふっ……んぅ……」
弥生の肩が、くっと上がる。
耳の奥から背筋へとゾクゾクとした悪寒のような快感が走り、次の瞬間、体の芯から全身の力が抜け落ちた。
麻縄が擦れる小さな音とともに、重なる男の体へ、力なく身を預けてしまう。耳の奥を撫で回すような熱い息が、容赦なく何度も吹きかけられる。
くすぐったさと、甘い脱力感が同時に広がっていく。喉の奥から、蜜を含んだような熱い喘ぎが零れ出し、止まらない。
そのまま男の唇が滑り、耳の下の柔らかい肌を深く捉えていた。吸い上げられるような湿った圧と甘い熱に、弥生の吐息はさらに乱れていく。
「ハッ……ふぅ……ァッ……っ……」
湿った唇が、追うように首の側面へと移動する。今度はくすぐったさではなく、背筋にゾクゾクした濃厚な痺れが走っていく。
「ンン……」
自分から先に噛みついた仕返しとばかりに、こうして弱いところばかりを丁寧に愛撫されている――その事実が、弥生の胸を甘い恥じらいと悦びで熱くしていく。
縄がまた小さく軋む。
男の体の熱が、胸元からお腹にかけてじわりと広がっていく。その間にも、男の唇は鎖骨のくぼみへと降りてくる。
吸い上げられ、甘く噛み含まれるたび、抑えきれない欲望の疼きが体の芯まで幾度も響く。熱に溶かされた体を男に預けたまま、弥生は止まらない吐息を漏らし、愛液のような蜜を滲ませながら、その甘美な責めに溺れていた。

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