この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
監禁願望の女
第10章 監禁生活Ⅰ
自分へ向けて硬くなった男のものを前に、弥生は目を逸らすことさえできなかった。

同じように裸でありながら、男の両手は自由だった。自分だけが低い椅子へ座らされ、縄に包まれた両手を太ももの上へ置いている。弥生は膝を揃え、その上で指を握り合わせた。乾いた麻縄の毛羽が手首を擦り、逃げることも、隠すこともできない現実を肌へ刻んでくる。

男が、一歩近づいた。太い脚が視界に入り、その間にあるものも、弥生の目の前へ迫ってくる。もう一歩。膝のすぐ先で男の足が止まった。

弥生は顔を背けようとした。けれど、視線だけは男の意思から離れない。

男の腕が伸びてくる。弥生の頬のすぐ脇を通り、頭の後ろへ回った。

「ンッ……」

首を後ろへ引く。けれど、その分だけ男の腰が近くなり、硬く持ち上がったものが視界いっぱいに迫った。

――このまま、口元へ押しつけられる。

胸の奥で息が止まる。

腿の上で縛られた両手が持ち上がりかけた。だが、何をすることもできず、指先が縄の中で震えただけだった。固く結んでいた唇から、ゆっくりと力が抜けていく。

そのとき、頭の後ろで金具の外れる音がした。頬の脇に戻ってきた男の手には、壁から外されたシャワーヘッドが握られていた。

弥生の前から、男の体がゆっくりと離れていく。それでも、受け入れようとして緩めた唇も、男の膨らみを追ってしまう視線も、すぐには元へ戻らなかった。

男はシャワーヘッドを黒い床へ向け、蛇口を捻った。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ