この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
監禁願望の女
第7章 生贄Ⅰ
「悪かった……」

男はすぐにグラスを戻し、素直に詫びた。

それでも、弥生の顎を伝って流れていく水から、男は目を離すことができなかった。

弥生は反らしていた首をゆっくりと戻し、うっすらと目を開けた。

「もういいのか……?」

弥生が小さく頷くと、男はグラスを近くの板の上へ置いた。

男がグラスを板の上へ置くと、弥生の呼吸が再び速くなった。水を飲むあいだ、どれほど近くから自分を見られていたのか、彼女にも分かっていた。

弥生は男の目から逃れるように視線を伏せた。その先には何もなかった。男へ傾けていた上体も、縄に阻まれないわずかな範囲で、ゆっくりと遠ざけていった。

男が甚平のポケットへ手を差し入れた。

弥生は伏せていた目を上げ、首をわずかに傾けながら、その手の動きを追った。

男が取り出したのは、細長い白い布だった。弥生の口を塞いでいるものと、ほとんど同じ幅に見えた。

弥生はその布を見つめた。けれど、体を引くことも、首を振ることもしなかった。

男の強い視線を感じ、弥生は伏せていた顔をわずかに上げた。縄に挟まれた胸が、大きく上下していた。

男の指先が、弥生の目元へかかった前髪を掻き上げるように、額へ向かってゆっくりと滑った。

「ふぅ……」

その感触に、弥生の鼻から熱い息が漏れ、両肩から力がすっと抜けていった。

「乱れてるぞ……」

指先に掻き上げられた黒髪の下へ、もう一方の手に持った白い布が近づいてくる。頬に残っていた強張りがほどけ、弥生は布が触れるより先に、ゆっくりと目を閉じた。

頬に残っていた強張りがほどける。弥生は布が触れるより先に、ゆっくりと目を閉じた。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ