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監禁願望の女
第7章 生贄Ⅰ
顎の下を支えていた竹の先が、ゆっくりと離れていった。
顎を押し上げていた束縛から解かれ、弥生は張りつめていた肩の力を抜いた。再び体の重みを縄へ預け、上体が沈んでいくにつれ、全身を包む麻縄がギシギシ……と低く軋んだ。まるで、声を封じられた弥生の代わりに、縄が悲鳴を漏らしているかのようだった。
竹の棒はその音を嘲笑うかのように、弥生のなだらかな肩へ触れ、襦袢の上をゆっくりと撫で下ろしていった。
男は弥生の横へ回り、竹の先を、衿元と白い肌との境へ沿わせた。
硬い先端が絹の縁を押し分け、襦袢の内側へほんの少し潜り込む。だが、目隠しに閉ざされた弥生には、その先端がどこで止まったのか分からない。衿元に触れた硬さは、暗闇の中で胸の奥まで入り込んでくるように感じられた。
「ンッ……!」
弥生は肩をすくめ、竹から逃れようと大きく体をよじった。衿元の白絹が乱れ、胸の上下を挟む麻縄が強く張る。
顎を押し上げていた束縛から解かれ、弥生は張りつめていた肩の力を抜いた。再び体の重みを縄へ預け、上体が沈んでいくにつれ、全身を包む麻縄がギシギシ……と低く軋んだ。まるで、声を封じられた弥生の代わりに、縄が悲鳴を漏らしているかのようだった。
竹の棒はその音を嘲笑うかのように、弥生のなだらかな肩へ触れ、襦袢の上をゆっくりと撫で下ろしていった。
男は弥生の横へ回り、竹の先を、衿元と白い肌との境へ沿わせた。
硬い先端が絹の縁を押し分け、襦袢の内側へほんの少し潜り込む。だが、目隠しに閉ざされた弥生には、その先端がどこで止まったのか分からない。衿元に触れた硬さは、暗闇の中で胸の奥まで入り込んでくるように感じられた。
「ンッ……!」
弥生は肩をすくめ、竹から逃れようと大きく体をよじった。衿元の白絹が乱れ、胸の上下を挟む麻縄が強く張る。

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