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監禁願望の女
第7章 生贄Ⅰ
それでも、襦袢の内側へ潜り込んだ竹は抜けなかった。
どれほど深く入り込まれているのか。弥生には確かめることができない。身をよじるたび、衿の内側に残された硬い先端が肌へ触れ、その見えない長さだけが、胸元へ深く伸びていった。
やがて竹の先は衿元から抜け、襦袢の上を滑りながら細いくびれを辿り、縄に包まれた二の腕へ移っていった。
その感触を追うように、男の足音も弥生の周囲を巡っていく。竹が二の腕の後ろ側へ回るころには、男の気配も再び背後へ移っていた。
男は、格子へ結び留められていた縄の端を解いた。
解かれた縄が板の上へ落ちた。
ぱたん。
弥生は弾かれたように顔を背後へ向けた。だが、耳へ届いた短い音が何を意味するのか分からない。
縄に包まれた体には、何も変わっていないように感じられた。背後の格子と自分を繋いでいたものが、すでに板の上へ放されていることにも、弥生はまだ気づいていなかった。
どれほど深く入り込まれているのか。弥生には確かめることができない。身をよじるたび、衿の内側に残された硬い先端が肌へ触れ、その見えない長さだけが、胸元へ深く伸びていった。
やがて竹の先は衿元から抜け、襦袢の上を滑りながら細いくびれを辿り、縄に包まれた二の腕へ移っていった。
その感触を追うように、男の足音も弥生の周囲を巡っていく。竹が二の腕の後ろ側へ回るころには、男の気配も再び背後へ移っていた。
男は、格子へ結び留められていた縄の端を解いた。
解かれた縄が板の上へ落ちた。
ぱたん。
弥生は弾かれたように顔を背後へ向けた。だが、耳へ届いた短い音が何を意味するのか分からない。
縄に包まれた体には、何も変わっていないように感じられた。背後の格子と自分を繋いでいたものが、すでに板の上へ放されていることにも、弥生はまだ気づいていなかった。

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