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素敵な笑顔
第21章 音 再会
「どうするんですか。こんなに広いのに。
しらみ潰しに探してたら日が暮れちゃいますよ」
「じゃああんたが先導しなさいよ」
「無茶言わないでください。
わたしはなんも聞いてないのに」
ぎゃーぎゃー言いながらお墓の間を歩きまわり、
ふたり同時に、あ、と言いながら立ち止まった。
目的の黒い墓石がそこにあった。
「ほら見つかったじゃない。
あたしに任せておけばこんなもんよ」
「詩子さんに任せたから、
さんざん歩き回らされたんです」
「ああもう、ほんっとに可愛くないわね」
「詩子さんのほうこそ、
ちゃんと覚えてなくてごめんねって、
どうして素直に言え痛いっ」
ばちん、といい音でお尻を叩かれた。
「暴力、ひどいっ」
「もう黙ってなさい。
見つかったんだからごちゃごちゃ言わないの」
暴君だ。
詩子さんがこんなに狂暴だなんて思わなかった。
しらみ潰しに探してたら日が暮れちゃいますよ」
「じゃああんたが先導しなさいよ」
「無茶言わないでください。
わたしはなんも聞いてないのに」
ぎゃーぎゃー言いながらお墓の間を歩きまわり、
ふたり同時に、あ、と言いながら立ち止まった。
目的の黒い墓石がそこにあった。
「ほら見つかったじゃない。
あたしに任せておけばこんなもんよ」
「詩子さんに任せたから、
さんざん歩き回らされたんです」
「ああもう、ほんっとに可愛くないわね」
「詩子さんのほうこそ、
ちゃんと覚えてなくてごめんねって、
どうして素直に言え痛いっ」
ばちん、といい音でお尻を叩かれた。
「暴力、ひどいっ」
「もう黙ってなさい。
見つかったんだからごちゃごちゃ言わないの」
暴君だ。
詩子さんがこんなに狂暴だなんて思わなかった。

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