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素敵な笑顔
第21章 音 再会
不機嫌そうな詩子さん。
でも、もしかしたら、
不機嫌じゃないのかもしれない。
自分の感情を隠すために、
わざとぶっきらぼうな態度とってるだけなのかも。
わたしが感じている詩子さんからの気持ち。
それがほんとうだったら、どんなにいいだろう。
詩子さんのそばに行くと、
ぐいっと肩を抱き寄せられた。
わたしも、詩子さんの腰に手を回す。
もう片方の手を、詩子さんと一緒に小瓶に添える。
おばあちゃん。
勝手についてきてごめんなさい。
でも、どうしても見届けたかったの。
おばあちゃんが坂井直人さんと再会できたかどうか、
ちゃんと確認したかったの。
幸せなおばあちゃんの姿、見たかったの。
「じゃあ行くよ」
「はい」
一緒に小瓶を振ると、
それを待っていたように、
おばあちゃんの灰が解き放たれた。
坂井直人さんに。
おばあちゃんの愛するひとのところに。
灰の一粒一粒に光があたり、
喜んでいるように煌めく。
でも、もしかしたら、
不機嫌じゃないのかもしれない。
自分の感情を隠すために、
わざとぶっきらぼうな態度とってるだけなのかも。
わたしが感じている詩子さんからの気持ち。
それがほんとうだったら、どんなにいいだろう。
詩子さんのそばに行くと、
ぐいっと肩を抱き寄せられた。
わたしも、詩子さんの腰に手を回す。
もう片方の手を、詩子さんと一緒に小瓶に添える。
おばあちゃん。
勝手についてきてごめんなさい。
でも、どうしても見届けたかったの。
おばあちゃんが坂井直人さんと再会できたかどうか、
ちゃんと確認したかったの。
幸せなおばあちゃんの姿、見たかったの。
「じゃあ行くよ」
「はい」
一緒に小瓶を振ると、
それを待っていたように、
おばあちゃんの灰が解き放たれた。
坂井直人さんに。
おばあちゃんの愛するひとのところに。
灰の一粒一粒に光があたり、
喜んでいるように煌めく。

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