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素敵な笑顔
第21章 音 再会
(直人くんなら、
きっとそう言ってくれるって思ってた)

(そういう認識でいいですよね。
ぼくだけを愛してくれてるって)

(さあ、どうかしら)

 知らないわ、と言いながら、
いたずらっぽく笑う。
ようやくふたりとも、リラックスし始めたみたい。

(でも、そんなことできるんですね。
その、魂を分割するみたいなこと)

(うん。なんだかできそうな気がしたからやってみたら、
案外簡単にできちゃった)

(あ、じゃあ――)

(じゃあ、なにかしら?)

 おばあちゃんがにっこりと笑う。
 
(あ、いや…… 
なんでも、ないです……)

 直人さんはなぜだか、
おばあちゃんの笑顔に恐怖を感じたようだった。
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