この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
素敵な笑顔
第21章 音 再会
「もう、なんなのよ」
詩子さんの口調が強くなる。
どうしよう。怒らせてしまった。
もう言うしかない。言うしか――
「あ、あの、わたし……」
告白するならこういうふうに言いたい、
こんな感じで気持ちを伝えたい、
と考えていたことは、
全部頭から吹き飛んでしまっていた。
大好きって感情だけが、
暴れ馬みたいに突っ走っていく。
キスされたら戻れなくなるって思ったけど、
キスされる前に、とっくに戻れなくなっていた。
もう死ぬ気で、飾らず、
素直な気持ちを――
「わたし、詩子さんが、好きです。
女同士なのにおかしいと思われるかもしれませんけど、
もうこの気持ち、どうしようもないんです。
も、もし嫌じゃなかったら、わたしを、
詩子さんの、彼女にして欲しいです……」
詩子さんとわたしでは、
もし付き合ったとしても不釣り合いなのはわかっている。
だれが見ても、お姫様と召し使い。
でもわたし、召し使いでいい。
詩子さんといられるなら、なんだって構わない。
詩子さんの口調が強くなる。
どうしよう。怒らせてしまった。
もう言うしかない。言うしか――
「あ、あの、わたし……」
告白するならこういうふうに言いたい、
こんな感じで気持ちを伝えたい、
と考えていたことは、
全部頭から吹き飛んでしまっていた。
大好きって感情だけが、
暴れ馬みたいに突っ走っていく。
キスされたら戻れなくなるって思ったけど、
キスされる前に、とっくに戻れなくなっていた。
もう死ぬ気で、飾らず、
素直な気持ちを――
「わたし、詩子さんが、好きです。
女同士なのにおかしいと思われるかもしれませんけど、
もうこの気持ち、どうしようもないんです。
も、もし嫌じゃなかったら、わたしを、
詩子さんの、彼女にして欲しいです……」
詩子さんとわたしでは、
もし付き合ったとしても不釣り合いなのはわかっている。
だれが見ても、お姫様と召し使い。
でもわたし、召し使いでいい。
詩子さんといられるなら、なんだって構わない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


