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素敵な笑顔
第22章 詩 不思議な子
「ごめんね。今の、聞かなかったことにするわ」
あたしは言った。
彩音のどん底に落ちていくような顔。
あーあ、泣かせちゃった。
でも彩音の泣き顔、百点満点。
抱き締めて、キスで涙を拭ってあげたい。
もっと見ていたいけど、
もうこれっきりにするから許してね。
これからは、素敵な笑顔を、
たくさん見せてもらうからね。
今日があたしの最良の日。
ううん、違う。
あたしだけじゃない。
ふたりにとって最良の日にしようね。
「彩音」
もう感情を隠す必要はない。
絶望したままの顔を上げた彩音に、
あたしは飛びきりの笑顔を向ける。
ちょっと意地悪だったかな。
でもしょうがないよね。
だってこんなに嬉しいことはない。
大好きな彩音が、あたしのことを好きって言ってくれた。
こんなにかわいい子からの告白、
一回だけで済ますなんてもったいない。
今のは聞いてないことにするよ。
だから、ね――
あたしは万感の思いを込めて口を開く。
「ねえ、もう一回言って?」
了
あたしは言った。
彩音のどん底に落ちていくような顔。
あーあ、泣かせちゃった。
でも彩音の泣き顔、百点満点。
抱き締めて、キスで涙を拭ってあげたい。
もっと見ていたいけど、
もうこれっきりにするから許してね。
これからは、素敵な笑顔を、
たくさん見せてもらうからね。
今日があたしの最良の日。
ううん、違う。
あたしだけじゃない。
ふたりにとって最良の日にしようね。
「彩音」
もう感情を隠す必要はない。
絶望したままの顔を上げた彩音に、
あたしは飛びきりの笑顔を向ける。
ちょっと意地悪だったかな。
でもしょうがないよね。
だってこんなに嬉しいことはない。
大好きな彩音が、あたしのことを好きって言ってくれた。
こんなにかわいい子からの告白、
一回だけで済ますなんてもったいない。
今のは聞いてないことにするよ。
だから、ね――
あたしは万感の思いを込めて口を開く。
「ねえ、もう一回言って?」
了

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