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素敵な笑顔
第27章 音 後日譚 笑顔の絶えない家庭
「ぶぇっくしょーぃ」
「わあっ」
豪快なくしゃみがすぐ目の前で炸裂する。
回りにひとがいるときは、
くちゅってかわいいくしゃみするのに、
ふたりっきりのときは容赦ない。
「いっぱい唾飛んできましたよ。汚なー」
「なんですって。汚なくないでしょうが」
「ひえぇ、やめて」
べろんべろんと顔中を舐められる。
がっちり頭をホールドされていて逃げられない。
詩子さんが、いいこと思いついたって顔でにやーと笑う
「あ、鼻噛まないで、鼻は噛まないで」
人生において、鼻噛まないで、
なんて言葉を発する日がくるなんて、
想像もしていなかった。
くにくにと甘噛みされる。
鼻をべろべろなめられる。
鼻の穴にまで舌先が入ってくる。
そこにたっぷりと唾液を置いていかれる。
「うえー、べたべた。くさー」
臭いなんて言っても、詩子さんは全然気にしない。
けらけら笑っている。
「わあっ」
豪快なくしゃみがすぐ目の前で炸裂する。
回りにひとがいるときは、
くちゅってかわいいくしゃみするのに、
ふたりっきりのときは容赦ない。
「いっぱい唾飛んできましたよ。汚なー」
「なんですって。汚なくないでしょうが」
「ひえぇ、やめて」
べろんべろんと顔中を舐められる。
がっちり頭をホールドされていて逃げられない。
詩子さんが、いいこと思いついたって顔でにやーと笑う
「あ、鼻噛まないで、鼻は噛まないで」
人生において、鼻噛まないで、
なんて言葉を発する日がくるなんて、
想像もしていなかった。
くにくにと甘噛みされる。
鼻をべろべろなめられる。
鼻の穴にまで舌先が入ってくる。
そこにたっぷりと唾液を置いていかれる。
「うえー、べたべた。くさー」
臭いなんて言っても、詩子さんは全然気にしない。
けらけら笑っている。

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