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素敵な笑顔
第27章 音 後日譚 笑顔の絶えない家庭
来週は、
今度は詩子さんの実家に挨拶に行くことになった。
たぶんわたしは、全然緊張しないと思う。
詩子さんの御両親は、
なによりも詩子さんの気持ちを尊重し、
なによりも詩子さんの幸せを望んでいることが
手に取るようにわかるふたりだから、
わたしたちのことをきっと祝福してくれる。
温かく見守ってくれる。
それに詩子さんが一緒だから、
わたしは恐れるものがなにもない。
それから、ばぁばちゃんのお墓にも御挨拶に行こうね、
と言ってくれた。
ばぁばちゃんに、結婚の報告をできるのが楽しみだ。
おばあちゃんへの報告は、
どっちに行けばいいんだろうねって話になって、
結論が出てしまうとそれが当たり前だなって思うけど、
両方だねってことになった。
正式なお墓と、阪井直人さんと一緒にいるほうのお墓。
おばあちゃん、出てきてくれるかな。
なんて言ってくれるかな。
どれくらい喜んでくれるかな。
もうほんとうに今、最高に幸せだ。
体も一緒に浮き上がっちゃうってくらい、
気持ちが上へ上へ行こうとする。
ころころ転がるように浮かれて、
にやにやが止まらないくらい嬉しくて、
完全に油断していた。
肩を叩かれ、黙ったままなのでいつもなら警戒するのに、
思い切り無防備に振り返った。
なんとも言えないものすごく変な顔をした詩子さんがいて――
今度は詩子さんの実家に挨拶に行くことになった。
たぶんわたしは、全然緊張しないと思う。
詩子さんの御両親は、
なによりも詩子さんの気持ちを尊重し、
なによりも詩子さんの幸せを望んでいることが
手に取るようにわかるふたりだから、
わたしたちのことをきっと祝福してくれる。
温かく見守ってくれる。
それに詩子さんが一緒だから、
わたしは恐れるものがなにもない。
それから、ばぁばちゃんのお墓にも御挨拶に行こうね、
と言ってくれた。
ばぁばちゃんに、結婚の報告をできるのが楽しみだ。
おばあちゃんへの報告は、
どっちに行けばいいんだろうねって話になって、
結論が出てしまうとそれが当たり前だなって思うけど、
両方だねってことになった。
正式なお墓と、阪井直人さんと一緒にいるほうのお墓。
おばあちゃん、出てきてくれるかな。
なんて言ってくれるかな。
どれくらい喜んでくれるかな。
もうほんとうに今、最高に幸せだ。
体も一緒に浮き上がっちゃうってくらい、
気持ちが上へ上へ行こうとする。
ころころ転がるように浮かれて、
にやにやが止まらないくらい嬉しくて、
完全に油断していた。
肩を叩かれ、黙ったままなのでいつもなら警戒するのに、
思い切り無防備に振り返った。
なんとも言えないものすごく変な顔をした詩子さんがいて――

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