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素敵な笑顔
第10章 詩 記憶:運命の日
紗絵の表情にやっと気づいて、
あ、やった、って思った。
驚いて戸惑って、困った顔。
やらかしたのは一目瞭然だった。
あの、その好きっていうのは、
えーと、なんて言うの?
つまりその……
頭は真っ白で、目の前は真っ暗だった。
終わった。
あたしはこれから死刑宣告されるのだ。
死刑確定だ。
ごめん、私、色々無神経だったね……
紗絵の顔を見られなかった。
紗絵の声だけが、あたしの耳に届いてきた。
私ね、付き合ってるひと、いるの。
まともな恋じゃないの。
詩子に軽蔑されるのが怖くて、
ずっと言えなかった
聞きたくない。聞きたくないよ。
そう叫びたかった。
相手はね、中学生のときの塾の先生。
四十才過ぎてるの。
うちのお父さんと、たいして年違わない。
頭おかしいんじゃないって思われるかもしれないけど、
でも好きなの。
どうしても好きなの
あ、やった、って思った。
驚いて戸惑って、困った顔。
やらかしたのは一目瞭然だった。
あの、その好きっていうのは、
えーと、なんて言うの?
つまりその……
頭は真っ白で、目の前は真っ暗だった。
終わった。
あたしはこれから死刑宣告されるのだ。
死刑確定だ。
ごめん、私、色々無神経だったね……
紗絵の顔を見られなかった。
紗絵の声だけが、あたしの耳に届いてきた。
私ね、付き合ってるひと、いるの。
まともな恋じゃないの。
詩子に軽蔑されるのが怖くて、
ずっと言えなかった
聞きたくない。聞きたくないよ。
そう叫びたかった。
相手はね、中学生のときの塾の先生。
四十才過ぎてるの。
うちのお父さんと、たいして年違わない。
頭おかしいんじゃないって思われるかもしれないけど、
でも好きなの。
どうしても好きなの

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