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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
すると…

ピッチョン… 

ハナブサの舌先が離れ 

「まぁ…『鶯の谷渡り』はこんな感じでしょうか?では次に移りましょう」

「は…はい…」

火照り始めた身体とは裏腹に、ハナブサは淡々とレッスンを遂行していく。

う〜ん…
テクニックは凄いんだろうけど、ずば抜けたクールさがなんとも掴み所がない。

ワタリも淡々と進める方だけど、体育会系な熱さがある。

ヤナセも完璧でサイボーグみたいだけど、微笑んでる方が多いし…

能面的なハナブサとはまたちょっと違う。

でも、丁寧だし時たまギャグっぽい事もするしな…。

取り敢えず、四天王の異名がある訳だから、任せておけば大丈夫だろう…。 

「はい!次は何をしましょうか?」

「はい…『窓の月』などいかがでしょう?」

「『窓の月』ですね!宜しいかと思います」

「分かりました…ではこれで…」

なんか掛け合いみたいになってきた。

レッスンといえど、セックスをする雰囲気じゃないなぁ〜。

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